カミングアウト (徳間文庫)
カミングアウト (徳間文庫) / 感想・レビュー
しんごろ
夫婦関係、家族の中がうまくいってない、趣味を理解してくれてない人達の連作短編。そんな人達が主人公になっているから、すっきりしないというか、モヤモヤという感じでした。ラストは、まあ良かったけど、個人的に何かスカッとスッキリしなかった。もうちょっと初恵と久征のことをもっと掘り下げてくれれば、スカッとスッキリしたのかな。個人的には、面白かったけど、もう一押しほしかったかなと思いました。
2019/08/22
takaC
徐々にいろいろつながるように計画されていて大事な情報を見せたり隠したりしながら展開していき最後は概ねすっきり終わるという話だった。ただ近藤史緒(シオ)の出会い系サイトでのハンドルネーム"solt"の秘密もいずれ明かされることを期待していたのだけどこれは分からないまま終わってしまった。"salt"は他ユーザーに使用されていたので捻りを入れて"solt"にしたということでOK?
2016/04/06
chikara
初の高殿さんの作品でした。面白かったです。言ってしまった事、言わずに飲み込む事、どちらにも美徳がある。 カミングアウトが自分を表現する事であれば、言ってしまえって思えます。神話の喩えは納得です。
2014/11/12
七色一味
読破。これ買ってから幾星霜…。ず~っと本棚の隅に埋もれていましたが…。☆とにかく最後の編「カミングアウト!」まではストレスが国の借金並みに溜まる溜まる。表紙はこんなに(?(笑))爽やかなのに。要は連作短編集(と言って良いのかな?)。最後の最後に全部がくっつく、と言う構成です。頑張って最後まで読んでください(笑)
2015/10/03
紫 綺
ヴィレッジブックスedge版で読了。内容とかけ離れてはいるものの、この表紙の方が面白いかも(笑)。
2013/04/20
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