ROMES 06 誘惑の女神 (徳間文庫)
ROMES 06 誘惑の女神 (徳間文庫) / 感想・レビュー
ダージリン
後半の「誘惑の女神」を狙う犯罪者集団の周到な計画が、ROMESのシステムと人間のドラマのよって追いつめられてくところが盛り上がりました!そして砂村くんは成嶋主任に溺愛されているハルに対して、本気で羨んだり、ライバル心を燃やしていますよね・・・(笑)。
2014/05/05
ごんちゃん
シリーズ2作目。空港警備陣vs伝説のテロリスト。テロリストと言うより強盗団。空港に展示してある黄金の女神像を巡る攻防戦。事実上盗難予告が入ってるんだし、怪しいヤカラをピックアップした時点で、さっさと警察に連絡して、銭形警部よんだらええやん。つまり、もっと厳重に女神像を警備したら盗まれへんかったような気がする。そしたら、ロメスで放水したり煙幕はったり、犬の出番はなくなったけどさ。 ツッコミどころは満載だが、面白かったです。Kindle Unlimited
2022/03/23
RIN
長い、けど面白い。前作は登場人物達に大いに苛立ったが、今作はプロ同士の対決とあってエンタメ性が格段に上がった。チームプレイは良い。成嶋の鋭利で優秀な思考回路の美しさに惚れ惚れする。確かに軍事ビジネスが存在するならテロビジネスがあっても不思議では無い。けれど、人命をベットにゲームを仕掛ける人間は壊滅的にネジが飛んでるなと思う。完璧を求めすぎれば、それが弱点になる。人は意図も容易く欲に溺れる。それが恋なら致命傷だ。計画にはあえての余白を。システムには切札を。従順な砂村は悪くないけど、多分彼は成嶋に惚れている。
2021/08/02
のぞみ@道東民
☆3.5
2017/01/12
LIAN
大好きな作家 五條瑛。文庫化により嬉々として購入・読了(^-^) ROMESシステムと成嶋の新たなる敵には、彼の恩師の影が……。いつもながらハラハラドキドキ。頁を繰る手が止められない(+.+) 本作も組織や国家、それぞれの陰謀、国政と個人など様々な要素を軽やかに描く五條ワールドを堪能。
2011/05/25
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