将軍家見聞役 元八郎 三 無影剣<新装版> (徳間文庫)
将軍家見聞役 元八郎 三 無影剣<新装版> (徳間文庫) / 感想・レビュー
オーウェン
江戸城で起きた刃傷沙汰。 この真相を解き明かすため家重は元八郎に解明を命じるが、大御所の吉宗はこの秘事を世に出してはならぬとばかりに、刺客を向ける。 かつての殿様と家来が敵同士になるという江戸時代の非情。 そして現れる天草忍びの集団と、宮本武蔵の流祖を受け継ぐ二刀流の遣い手が立ちはだかる。 今作はかなり戦いの場面が多く、元八郎もあわやのシーンが何度も訪れる。 宮本の再登場は次巻以降あるのだろうか。
2023/05/22
はかり
シリーズ3巻目読了。今冊は徳川の秘密を探るため、元八郎は遠く島原まで出張る。道中はもとより行く先々で忍びとの厳しい戦いが見もの。あげくは朝鮮通信使と合流し、護衛も兼ねて京まで一緒となるが、おおむね謎は解けた。徳川と切支丹との深い関係、春日局との関係などがこじつけがましく解説される。こういう見方もあるだろう。
2021/03/10
woo
次から次へとよく題材を考えつ付くが、ツボをしっかり押さえてるのでつい読んでしまう(笑)
2020/12/10
ひかつば@呑ん読会堪能中
前作から9年後の九代将軍の治世下、幕臣でお役についていた元八郎に新たな命が下るのだが、元同心が9年たって見事な忍びになっていることに驚きより戸惑いがあった。それにしても春日局はまだ判るが宮本武蔵はねぇ。。まぁ面白かったからいいけど、次はどう展開させるのか楽しみ。
2012/06/02
あかんべ
うーんシリーズの終わりってこうこなくちゃ。と思っていたら、あら、4があるのね。完結しちゃったって思った。出来すぎの将軍吉宗の後継でダメダメの家重。と思っていたが、いやいやなかなか愛すべき人ではないか。元八郎と一緒に守ってやりたくなった。
2011/10/31
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