夫は泥棒、妻は刑事4 盗みに追いつく泥棒なし<新装版> ((徳間文庫))
夫は泥棒、妻は刑事4 盗みに追いつく泥棒なし<新装版> ((徳間文庫)) / 感想・レビュー
absinthe
第4巻。夫婦仲が良い泥棒と刑事。赤川氏は遊べる設定を考えたという。当時としてもラフな設定だったろう。警察組織の階級が少なすぎるし、課長の職務範囲は係長にも満たない気がする。(警視庁の捜査一課長のはずだよね?)零細企業の課長より器が小さそう。赤川氏の描く子供はみな年の割に大人びているなぁ。設定は相変わらずドタバタだが楽しめた。新装版は解説も面白い。東川篤哉さんが書いていて、宝生麗子と執事影山の対話形式なのだ。
2021/03/30
香菜子(かなこ・Kanako)
夫は泥棒、妻は刑事4 盗みに追いつく泥棒なし。赤川次郎先生の著書。泥棒夫と刑事妻という破天荒な夫婦。もちろん現実の日本社会で泥棒夫と刑事妻なんて存在するのかわからないけれど、そういうユニークな設定で楽しいストーリーを生み出せるのが赤川次郎先生のすごいところ。何度繰り返し読んでも楽しい一冊です。
2018/12/11
Penguin
あとがきに、影山執事とお嬢様との短いお話が楽しかった! 相変わらず読みやすく面白い♪ トリックがありえないものもあるけど、二人のやり取りが微笑ましい。
2012/01/20
Tsukamo
今回も淳一と真弓のコンビは健在です。20年以上前に書かれたものとは感じさせない文章は素晴らしいと言う他はないです。そしてなんと、解説には『謎解きはディナーのあとで』の麗子と影山コンビが登場しています。最後の最後まで楽しめました。
2013/06/10
白雪ちょこ
安定でサクサクと読めるシリーズ。 昔に書かれていたためかわからないが、真弓と淳一のラブラブ感はそこまでなく、彼女の単純かつ鈍感ぶりに、酷さが増しているようにも思えた。 短編集全5話となっているが、どれもこれもトリックがめちゃくちゃでぶっ飛んでおり、犯人の動機なども、サラっとなってしまうため、短編なので仕方ないがどこか腑に落ちない。 現在に進んでいる方が、2人のラブラブっぷり、情熱、漫才的掛け合いなど、多少マシになっているように思えた。
2022/12/08
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