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お髷番承り候 四 傾国の策 (徳間文庫)

お髷番承り候 四 傾国の策 (徳間文庫)

お髷番承り候 四 傾国の策 (徳間文庫)

作家
上田秀人
出版社
徳間書店
発売日
2012-04-06
ISBN
9784198935283
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お髷番承り候 四 傾国の策 (徳間文庫) / 感想・レビュー

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とし

お髷番承り候「傾国の策」4巻。紀州藩主徳川頼宣が江戸に向かう、幕府に恨み持つ知恵者頼宣の策がどう出るのか、家綱の信頼厚く心許せるお髷番賢治郎がどう立ち向かうのか緊迫次巻かな。

2021/09/29

オーウェン

4作目は紀州藩から遂に徳川頼宣が出府してきた。 新たな脅威に将軍家綱はお髷番の賢治郎に動向を探らせる。 それと同時に後継ぎを狙う大奥の桂昌院と順性院が仕掛けてくる。 板挟みになる賢治郎は駆け引きの中心へと躍り出る。 相変わらず気苦労が絶えない賢治郎だが、ラストには刺客に対し師匠と共に迎え撃つ場面が。 そして松平伊豆守信綱が生を全うし、政は新たな局面へと向かう。

2023/07/20

Tatsuhito Matsuzaki

シリーズ第4作。 将軍職奪取を目論む徳川頼宣がいよいよ江戸に。甲府と館林両家もそれに加わり、賢治郎の回りは敵ばかり。 そこに登場した剣術の師匠の厳路和尚はとてつもなく強く、やっと大きな味方が!と思った途端、後ろ盾でもあった松平信綱が逝去した。哀しみに暮れる将軍家綱を賢治郎は守り抜くことが出来るのか? シリーズは次作に続きます。 #根来衆 #丸橋忠弥 #水戸 #今日の一冊

2024/05/21

だいしょう@SR推進委員会

駆け引きの「か」の字も知らない主人公がただ踊らされてしまう話に終始した巻。ただ本人の思いつきの行動が周りの思惑を呼ぶ展開はなかなか面白い。裏のある人間は何事も裏を勘ぐるということか。それにしても、将軍の個性が希薄に感じられる。同じ作者の他のシリーズの将軍たちに比べると凡庸感は否めない。それも織り込みずみの設定かもしれないけれど。主人公を見守る幕閣が消え、頼りになりそうもない将軍のそばにいて、どこまでがんばれるのか、賢治郎。…なんだかんだといいながら、やっぱり、次巻に期待を持ってしまう自分に気づいたわ…。

2012/07/18

はかり

シリーズ4巻目。紀州の頼宣がいよいよ江戸に向かう。家綱の命を狙うのか。それにしても、頼宣は知恵もまわり、格もある。賢治郎が太刀打ちできるのか。次巻が楽しみ。

2018/09/22

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