潮風に流れる歌 (徳間書店)
潮風に流れる歌 (徳間書店) / 感想・レビュー
Shinji
大人になった今考えると「バレなかったら大丈夫」とか「みんながしてるから私も」とか、自分を律する事が出来なくなるのは、思春期における大きな分岐点だったな。私なんか分岐点で、その出来事を思い直す事ができなかったクチですから、リッツや楓、そして真悟の器の大きさが、眩しくってしかたなかったよ(/ω\) 超ワガママ娘の美玲も少しずつ柔らかくなって、ラストではリアルな人間っぽさが出てた! 主人公達と同年代が読むと正論が鼻につくかもしれないけど、自分を律するきっかけになる素敵な作品でした♪
2016/01/22
菜食主義@目覚めの刻!
児童文学っていうか青少年文学っていうかそういう範疇の物語なのでしょうが、とても心安らぐ良いお話でした。裏サイト、いじめ、いかにも現代風な問題を下敷きにしているのですが、主人公たちがそれぞれ意外にしたたかで、そして心優しくって、ほっとするようなエンディングでした。実際にこんなふうに事が運んでくれればいう事ないんですけどね。ぜひ、少年少女諸君にこんな物語を読んでもらい、素直に感動してもらいたいものです。恥ずかしがらずにね・・・。
2014/08/16
カニック
最後は爽やかな気持ちになれました。素敵な青春小説。
2016/02/25
しゅ
青春っていいな!というお話。 心が洗われる作品。
2021/08/09
ポメッ子
確かにいつの間にみんなバラバラの道を歩み始めたんだろう。やっぱり18歳なのかな。
2014/02/09
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