夫は泥棒、妻は刑事7 泥棒に手を出すな〈新装版〉 (徳間文庫)
夫は泥棒、妻は刑事7 泥棒に手を出すな〈新装版〉 (徳間文庫) / 感想・レビュー
白雪ちょこ
今回もことわざを捩った短編集となっていた。 表紙やあらすじにもなっている「可愛い犬には旅をさせろ」は、作者の時代を感じるような内容となっており、犬にやきもちを焼いて誤って人を殺してしまった旦那さんが、とても可哀そうな終わりだった。 相変わらず、淳一と真弓のイチャイチャラブラブっぷりは健在で、私の大好きな道田くんも大活躍。 橋の話に至っては、実にリアリティがあり、犯人の最後の予想は目に見えていたが、実際起こるとゾッとしただろうことが伺えた。 さらっと読めて面白かった。
2023/02/26
千晴
夫は泥棒、妻は刑事シリーズ第7弾。道田くんの振り回されっぷりはシリーズ追うごとに磨きがかかって、妻の真弓の無茶苦茶さは相変わらずで、夫の淳一はかっこいい。楽しく気楽に読めた。映像化したら楽しそうだけど、現実離れしすぎてダメなのかな。
2017/11/15
hnzwd
読書が楽しいという事を再確認できるシリーズ。テレホンカードが登場したりすると驚かされるのは、キャラクターと会話の軽妙さがまったく時代を感じさせないからか。旦那様は赤川作品屈指の男性キャラだと思います。奥様も素敵すぎるけど。
2012/11/04
kaizen@名古屋de朝活読書会
かわいい犬には旅させろ スクールバスに並ばないで 明日にかけた吊り橋 三途の川は運次第 時刻は現金なり という5本立て。 妻は刑事、夫は泥棒という婦夫の物語。 泥棒が警察の車で出勤というのが面白い。 爆笑活劇。登場人物も、極悪人はあまりいない。
2012/05/02
ハゲおやじ
第7弾。5つの短編から構成。相変わらずの読みやすさと面白さだった。そんな馬鹿な!みたいな内容から しっかりとしたミステリーにまとめあげている所は作者の技量か? ・・・って 偉そうに書くのは限界なので、私には合っている面白さである。マンネリと言われようが、御都合主義と言われようが 私には読後の心地良さなのだ。「スクールバスの~」は、まさかの真犯人とその家族の模様を描いていて グッときた。次も早く読みたいなぁ。
2023/05/16
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