インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 (徳間文庫)
インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 (徳間文庫) / 感想・レビュー
のり
殺人鬼フジコの従弟の下田健太が大量殺人の容疑で起訴されたが、一審で無罪判決とされる。そんな中、健太の母親であり、フジコの育ての親の茂子が取材を受けると申し出てくるが…前作から引きずってきた違和感が更に募ってくる。フジコ始め、この血筋のおぞましさ、巧みな会話術には背筋が凍る。全ての元凶はコンプレックスに…とにかく生々しい事件の真相と展開に驚愕。実際はありえないが、警察と検察の無能振りにはガッカリ。まだまだ何か起こりそうだ。
2018/03/23
ノンケ女医長
どうして、こんな人生に辿り着いたのだろうか。そんな視点で読むとたちまち、破綻してしまう。いったい誰が主役なのか、インタビューの目的は果たすことができたのかも含めて、もうぐっちゃぐちゃ。狂おしい生き方を、これでもかと創り上げる想像力には舌を巻くし、その原型はどこだったんだろうとも思う。希薄な家族の繋がりと、美醜が作品の主軸のように感じて、とことん辛い気持ちにもなれる。
2024/04/18
こうじ
⭐️⭐️⭐️⭐️4/5 面白かった(*^_^*)しかも凄かった!^_^藤子の真実も分かったし、すっきりしたが、心の衝動がおさまらない^_^;う〜ん、凄い内容だったしか言えない^_^;
2016/07/02
にいにい
後味の悪さを堪能させてくれる作品。終わり方が、少し唐突?性急すぎたか?
2013/01/22
た〜
正直前作のような衝撃は感じられず。若干期待はずれ
2012/12/03
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