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標高二八〇〇米 (徳間文庫)

標高二八〇〇米 (徳間文庫)

標高二八〇〇米 (徳間文庫)

作家
樋口明雄
出版社
徳間書店
発売日
2013-07-05
ISBN
9784198937225
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標高二八〇〇米 (徳間文庫) / 感想・レビュー

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小梅

2019年山の日に山の本。短編集で山の話しばかりではないが、怖さもあり夏にピッタリでした。 読メで読了本1000冊目でした。

2019/08/22

goro@80.7

山モノの短編集かと思いきや、意外な樋口作品でした。全体的にSF調ですが、表題作やその続編「リセット」や「渓にて」は恐ろしく切ない終末物語。「渓にて」の主人公達のように従容と過ごせるか分からないが、心静かに迎えたいと思う。

2017/07/25

AICHAN

図書館本。樋口明雄は『約束の地』以来。タイトルから登山ものだと最初は思ったが、そのあとにレビューを読んで推理もの、怪異譚の短編集だと知って読んだ(とはいえ各短編の多くは山岳もの)。幽霊、鹿神(ししがみ)さまが出てきて「うへ~」と思ったら核戦争が起きちゃって「うひゃーっ」とドン引きし、最後には全電力停止で全世界の原発から放射性物質が放出され全世界が汚染されてしまうという怖さ。単なるホラーものやSFではなく、それぞれ深いメッセージを込めた作品ばかりだった。文章と構成のレベルが高くて感心させられた。

2017/08/28

tetsu

★4 山にまつわるホラー短編。 表題作の「標高二八00米」がなかなかいい。この表題作の続編として東日本大震災直後に書かれた「リセット」もなかなか考えさせられる。

2016/03/03

ピロ

書店で目に入って手に。チラッと背表紙見て、本格登山モノだと。で、読みはじめてビックリ。。。ホラーでした。。。背表紙をよく見てみると、『8篇の怪異譚。。。』って、しっかり書いてあるやん。。。まぁ、登山に関係あるお話しが多くて、それなりに、引き込まれたのだけど。表題作は、なんだか中途半端に終わっちゃって、その後は?って思ってたら、最後のお話しが続編でした。それがまた、まさかの展開に。。。そして、ラストは???ってなり。。。本格的登山モノが読みたかったなーというのが正直な感想。でも、ナカナカ面白かったデス。

2015/04/05

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