きみに銃は似合わない (徳間文庫 な 38-3)
きみに銃は似合わない (徳間文庫 な 38-3) / 感想・レビュー
mr.lupin
やっとの事で年始の一冊を読了できた。菊村直は元刑事で今は巣鴨でバーのマスターをやってる。雇っていた中国人の美女がある時、有り金を持ってトンズラしてしまった。ここから話が展開し始め菊村は中国へ渡る。読んでいくうちに思った以上にスピード感がありキャラも個性的で思わす笑えたりして、楽しめた。特にミッキーのトレーナーを着たクールな元中国公安警察官の楊の姿は想像を絶するかも(笑) 映画とかにすると面白そうな作品だと思う。☆☆☆☆★
2020/01/05
RIN
司馬遼太郎氏『跳ぶが如く』の表題の元になった薩摩の諺「泣こかい跳ぼかい。泣くよかひっ跳べ」が本作のテーマ。単行本表題『越境』の方が内容に相応しい。『インファナルアフェア』のような心抉る中国アクション映画を観終わったような読後感。バーマスターをやっている元刑事の菊村が主人公だが、得体のしれない中国公安警察官・楊豪義の登場であっさり主役の座を明け渡す(笑)。メインキャラの中国人3人は正に中国そのもの。それにしても、永瀬さんの描く冴えないオッサンの矜持とど根性はハズレがない。共感してしまう自分は一体・・・(汗)
2014/03/10
terukravitz
図書館本★★★★☆
2020/06/16
綺楽院 /kiraku-in
展開はスピーディで面白い。主人公がもっと出来る男だったらよかったのにと思いました。いまはだらだらバーやってて、女に騙されて、未練たっぷりで。でも実は昔のコネはすごくて、追い込まれるとスゴイ!って展開の方がありがちだけど良かった気がします。おもいっきりエンタメ路線の永瀬作品が読みたいっ!
2014/03/23
tai65
星3・5
2014/05/25
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