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ROMES06: まどろみの月桃 (徳間文庫 こ 34-5)

ROMES06: まどろみの月桃 (徳間文庫 こ 34-5)

ROMES06: まどろみの月桃 (徳間文庫 こ 34-5)

作家
五條瑛
出版社
徳間書店
発売日
2014-02-07
ISBN
9784198937935
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ROMES06: まどろみの月桃 (徳間文庫 こ 34-5) / 感想・レビュー

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ダージリン

砂村の友人、堤から入るつっこみが楽しい(笑)。今回は、ROMESも密輸の摘発、アリバイ確認、危険物の発見と活躍の幅が広がってました。それでも人の執念にはかなわないものがある・・・。さらに成長したROMESと成嶋さんを見たいです。報われない砂村くんも(笑)。

2014/05/13

Rin

冒頭の東日本大震災の被害者の方々へのメッセージに感銘を受けました。 そして、この作品の犯人たちには私も純粋な悪と思うことはできませんでした。全てを投げうってでも大声で叫び伝えたいことがある。見て欲しい現実があるのだと全力で伝えていたと思います。それは今の日本にも向けられていると想いました。 

2014/05/12

ラテちゃん

今回は06が活躍するまでに至らなかったのが少し残念だったけど、成嶋さんが相変わらず切れ者で素敵だった♡ので楽しめました。このシリーズはずっと続けて欲しいけどそろそろ登場人物たちの私生活にも変化が欲しいなあ。成嶋さんは生活感が無さすぎる。それとプラチナビーズ同じく民族問題を絡ませていて、途中ROMESであることをふっと忘れてしまうことも。

2014/06/30

しをり

西空の圧倒的なセキュリティシステムROMES。いくらシステムがすごかろうと、それを使うのは人間である以上、完璧な警備などできない。特にそれを思い知った。他部署のひとも巻き込んでの大掛かりな摘発や、現場の苦労を鑑みない政治的判断に振り回される・・・けれど、成嶋さんはそういう主人公的苦労を砂村君に押し付けるから楽しい。どんなに幸福な場所にいても、恨みを忘れられないというのは、真面目で意思が強い証だとつくづく思うが、成嶋さんはこの結末に、やりきれなさと、ROMESの成長の可能性をみたのでは。

2014/03/22

カヲリ

待望のROMES新刊。やはり面白い。最先端の施設警備システムROMESを扱う天才成嶋の頭の切れが今回も炸裂。大規模な麻薬密売を隠れ蓑にしたテロ。政治的弾圧を受け帰る国を失くした人たちの復讐の執念に、国への帰属本能が薄い私は、そこまで国に帰りたいと思えるだけのものがあるのを羨ましく思い反面悲しく思えた。国をそこまで思わなければ別天地で平和に老いていけたのに、どうしても国を弾圧し続ける人間を赦せず命がけでテロ行為を選んだ。民族や国というものを常に問い続ける五條氏の物語は私にとってとても大切なことを示してくれる

2014/02/25

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