お髷番承り候 八 騒擾の発 (徳間文庫)
お髷番承り候 八 騒擾の発 (徳間文庫) / 感想・レビュー
とし
お髷番承り候「騒擾の発」 8巻。御台所の懐妊の噂で、館林、甲府、紀州がそれぞれが動き一気に次期将軍の座の争いに駆け引き、死闘が起こりましたね、家綱一筋の賢治郎の動きにハラハラドキドキです。
2021/12/11
オーウェン
シリーズとして終わりが見えてきた8作目。 御台所懐妊の噂によって、江戸城をはじめ、後釜を狙う舘林や甲府、紀州は探りを入れる。 その矢面に立たされるのが賢治郎。 このシリーズとにかく賢治郎の立場がかなり危うい状態であり、将軍のお髷番でなければ他の人間とは口も利けない立場。 奥さんにまでそっぽを向かれる最後だが、これは伏線なのかどうか。 残りは2巻。
2023/08/11
mam’selle
上田秀人さんは、徳川歴代将軍の中でも余り優秀で無かったと伝えられている四代家綱や九代家重、十一代家斉を扱った作品が多い。 この作品では家綱の世継ぎを巡るゴタゴタに家綱のお髷番で剣の達人の主人公が巻き込まれる、上田さんの作品では定番のパターン。 そういう意味では安心して読めました( ̄▽ ̄;)
2015/03/08
Tatsuhito Matsuzaki
第四代将軍将軍家綱の お髷番を勤める深室賢治郎が、将軍位略奪を狙う強敵と闘うシリーズ第8作。 老中阿部豊後守の計略により家綱の御台所懐妊の噂が流れ、次期将軍の座を狙う紀州、甲府、館林の徳川三家は真偽の探索と邪魔者排除のために動き出す。 賢治郎は、綱重の生母順性院に従う山本兵庫に襲撃され浅からぬ傷を負いつつも相手を倒した。しかし、その身を狙ってさらなる刺客が…。 そろそろ賢治郎もいろいろな意味で肚をくくって覚悟しなければならない時期ですね。 #懐妊 #御台所 #同衾 #今日の一冊
2024/05/28
タカシ
将軍家綱の御台所が懐妊。次期将軍の座を狙う徳川分家からは御台所暗殺計画が…。宿敵になるかと思った山本が早くも賢治朗と対決。そろそろ大詰めなのでしょうか。次巻も期待。
2014/11/05
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