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「萩原朔太郎」の亡霊: 〈新装版〉 (徳間文庫 う 1-54 文芸ミステリーセレクション)

「萩原朔太郎」の亡霊: 〈新装版〉 (徳間文庫 う 1-54 文芸ミステリーセレクション)

「萩原朔太郎」の亡霊: 〈新装版〉 (徳間文庫 う 1-54 文芸ミステリーセレクション)

作家
内田康夫
出版社
徳間書店
発売日
2014-08-01
ISBN
9784198938635
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「萩原朔太郎」の亡霊: 〈新装版〉 (徳間文庫 う 1-54 文芸ミステリーセレクション) / 感想・レビュー

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Taka

内田作品は面白い!浅見光彦は出てこないが、殺人事件を巡る推理ものには変わりない。登場キャラがいい味出してるな。2時間ドラマなんかでもうまくハマりそうだな。

2019/07/24

スミレ

内田さんの初期の作品。 デビュー作「死者の木霊」でも登場した岡部警部が活躍するシリーズの1作目です。 萩原朔太郎の詩になぞられたように起こる連続殺人事件。 捜査をする中で30年前の事件との関連に気づく。 容疑者とされる人物の生い立ちには同情しかなく、犯人であって欲しくない気持ちでいっぱいでした。 まさかこんな真相だとは思いもよらず…。 名前しか知らなかった萩原朔太郎ですが、こんな陰湿な詩を書く方だったということに驚きました。

2018/07/11

わった

萩原朔太郎の詩にのっとった殺人事件が起き、それをおいかけるうちに萩原に関したもう一つの事件が浮かび上がる、というストーリーです。個人的な近代文学文豪ブームの渦中で、萩原朔太郎という文字を見つけて図書館で借りました。萩原の詩集も読みましたが理解も共感もできず、ただただ孤独感と恐怖感を味わっただけで終わっていましたが、この小説を読んでみると、彼の暗い詩がミステリーと合わさると不気味な効果が生まれており、面白く読めました。本編自体も刑事のカンの活躍や伏線の回収も見事、テンポも良いし、たいへん面白い一冊でした。

2017/11/29

十六夜(いざよい)

内田康夫さんの浅見光彦シリーズ以外を初めての読みました。そして萩原朔太郎という作家の作品にも初めて触れた。なんと毒々しく人を魅惑する文章を書くのだろう。トリック自体は古くからあり来たりのものだが、事件に至る背景が複雑で後味の悪さが残った。

2018/12/07

魔魔男爵

ミステリ小説家ではない二時間サスベンスドラマ原作小説家とされる事もある著者だが、これは萩原朔太郎の詩で見立て殺人するという本格推理小説みたいな傑作。他の作品も暇が出来たら読みたいが、読まなくてもTVでドラマ化されているからいいかw。

2017/07/25

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