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高原のフーダニット (徳間文庫 あ 59-1)

高原のフーダニット (徳間文庫 あ 59-1)

高原のフーダニット (徳間文庫 あ 59-1)

作家
有栖川有栖
出版社
徳間書店
発売日
2014-11-07
ISBN
9784198939069
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高原のフーダニット (徳間文庫 あ 59-1) / 感想・レビュー

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表題作で双子のトリックを深読みしてしまった(^_^;)双子を使ったトリックも面白そうだ……。ミステリーを読むと、あっと驚くオチを求めてしまってる自分がいる。

2016/03/20

あっこ

短〜中編2作と異色のミステリ夢十夜で構成された本作。表題作に関しては、内容より火村のいつもと違った面が見れたのがよかった。真相はえ?それなん?という感じではあったけど。お気に入りは「ミステリ夢十夜」。作者のパッと思いついたアイデア削り出しのようなSSが10編。遊び心が効いてて作家アリスがもっと好きになった(笑)。『大至急きてください。火村先生もそちらに向かっているところです。場所は、うらなり町四丁目六の三。463のダブルプレイと覚えてください』で、なんか噴いた(笑)

2016/05/11

まる

フーダニットってそういう意味なんですね、初めて聞きました。「夢十夜」はかなりの異色でしたが私は結構好きでした。短いページの中で、小説にはなりにくいのかもしれないトリックのみがどんと出てくるような感じで、軽い気持ちで読めました。夢の中だからいやいやそれはないだろというツッコミも受け付けないところがまた。雪山の話はホラーが苦手な私に新たな視点を与えてくれて感謝しています。そういう可能性もあるよね。それから精神科の話が、夢の中とはいえ、アリスが納得して終わることにぞっとしました。全体通して、面白かったです。

2016/04/12

rio

3つの短編集からなる作家アリスシリーズ第20弾。相変わらず主人公二人の掛け合いが良かったです。「オノコロ島ラプソディ」はトリックの大胆さに驚かされたことと、火村先生を追ってはるばる洲本まで出かけるアリスが微笑ましかったです。「夢十夜」はショートショート風であり、短い中にハッとする仕掛けが施されているところに面白みを感じました。「高原のフーダニット」は長閑な雰囲気と殺人事件の対比が強調され、情景の壮大さが印象的な作品でした。

2014/11/22

五右衛門

読了。今回初めて夢十話、斬新、初読みです。見た夢を読んだの!落ち無しでも楽しみましたけどね。新企画だったのかな?これからもたまに欲しいです。最後の表題作は地元ネタだっただけに入り込みました。又来てくださいね。架空の殺人事件ならば何人でも!その後の推理が見ものです。

2020/10/14

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