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大奥騒乱: 伊賀者同心手控え (徳間文庫 う 9-35)

大奥騒乱: 伊賀者同心手控え (徳間文庫 う 9-35)

大奥騒乱: 伊賀者同心手控え (徳間文庫 う 9-35)

作家
上田秀人
出版社
徳間書店
発売日
2014-11-07
ISBN
9784198939076
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大奥騒乱: 伊賀者同心手控え (徳間文庫 う 9-35) / 感想・レビュー

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ぶんぶん

【図書館】 暇つぶしに恰好の一冊、上田秀人には珍しく一巻もの。一介の忍者である御厨一兵が主人公の江戸城物、大奥の局に呼び出された伊賀者がいろいろな危難に巻き込まれるアクション時代劇。 大奥と老中、御庭番、伊賀者、松平定信、田沼意次を巻き込む権力闘争。大奥の思惑、権力の横暴、三者三様の思惑が乱れ飛ぶ。 果たして一兵の運命は・・・ 上田氏としてはこじんまりとしたお話だが、息抜きに読む分には面白い。 例によって説明調がアクションを阻害する、どうしても上田節が入ってしまう、これは上田時代小説のクセと言う物だから。

2019/11/30

だいゆー

伊賀者の悲哀。田沼意次は権謀術数を駆使しますが、ちょっといい人です(^^;

2014/11/07

だいしょう@SR推進委員会

史実の裏にある思惑。この作家さんらしい結末でした。他のシリーズでは、敵役の忍びの青年が主人公。城中で張りめぐらされる策謀に翻弄されながら、自分の力を見つめ直し、さらに、自分の道を選びとっていきます。シリーズ物だと、かなり冗長になりがちな展開も、これ一冊にまとめたせいか、濃い内容で進み、緊迫感の中で読了しました。他の作品のいくつかは時代でリンクする物もあるので、こんな感じで、いくつかは決着してくれんかな~と思ってしまいましたよ。

2015/03/06

しょうこ

面白かったです。田沼意次は色々な見方がある御仁ですが、傑物には違いないので、この描き方、好きですな。ただ、何処かで見たようなオチのつけ方だったような。気のせいかな?

2015/06/03

goodchoice

上田さんの本にしてはテンポよく進んで、あっという間に終末を迎えたので、オオッと思ったら、これで完結だった。最近上田さんのシリーズはどれも長すぎて読みづらいのだが、この本のようにテンポよく進んでくれると本当に面白い。是非、他もこうして欲しい。

2015/03/03

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