いのちの螢: 高瀬川女船歌 二 (徳間文庫 さ 11-61)
いのちの螢: 高瀬川女船歌 二 (徳間文庫 さ 11-61) / 感想・レビュー
かっぱ
「えんやほい、えんやほい」。今日も高瀬川を高瀬舟が船頭の声とともに行き来する。そんな高瀬川のほとりに居酒屋・尾張屋を開いた元尾張藩士の宗因。客相手の商売でも、つい侍言葉が出てしまっていたが、数カ月もすれば居酒屋のおやじとして商人言葉が自然と発せられるようになってきた。そんな宗因を頼ってか、悩みを抱えた老若男女が訪れる。宇多野村のお蕗さんには幸せになってもらいたかったけど・・。3巻が無く、4巻のみ手許にある。まずはやっぱり3巻から読む方が良さそう。
2018/08/10
Akiko Nakano
えー。どうして??公事宿のシリーズが面白かったので、次はこのシリーズと思ったのですが、ちょっと話が辛すぎるかな??
2022/11/09
oskrt
高瀬川女船歌の二作目。江戸人情モノの連作短編ってくくりで良いと思うが、それぞれの作品は短く唐突に終わることが多い。結末は次の短編に引き継がれたりそうでなかったり。尻切れトンボのようにも感じるんだが、次の短編もすぐ読みたくなる、こういうのは今まで読んだことが無かった、不思議な味わい■起承転だけで読ませてるような。無理して綺麗に落とさずに淡々と物語る、そこに深い味わいが生じるのかも■物語の進行も速いし結構びっくりする出来事も多い。何故か読んでしまう。次作も借りました(・∀・)ノ
2020/01/19
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