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わが名はオズヌ (徳間文庫 こ 6-31)

わが名はオズヌ (徳間文庫 こ 6-31)

わが名はオズヌ (徳間文庫 こ 6-31)

作家
今野敏
出版社
徳間書店
発売日
2014-12-05
ISBN
9784198939182
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わが名はオズヌ (徳間文庫 こ 6-31) / 感想・レビュー

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mocha

高校が廃校になることを阻止しようとする高校生vs元極道のゼネコンと悪徳代議士。高校生を束ねるのは“役小角”の生まれ変わりという少年だった。県警少年課の高尾と丸木は少年の身元を洗い始めるが…。荒唐無稽な設定ながら、古代日本や役行者伝説、キリスト教についての歴史的考察がとても興味深く、面白かった。派手なバイオレンスになるかと心配したけれど、終盤意外にも穏やかな展開。ほっとしたような、拍子抜けなような…。

2015/09/28

Rin

【図書館】伝記もの。オズヌが現代に、そして現代社会で自分が大切にしているものを守ろうとする。確かに人ではない力を有しているけれど、突拍子もない感じではない。ただ、私的にはう~ん…という部分もあって、なぜかペースが上がらなかった一冊。オズヌの揺るがない部分。オズヌを追いかける警察。そこからはオズヌとは?という根本的な部分も調べられていく。その過程で私もオズヌを含め歴史を学ぶことができた。最後にオズヌが向かい合った相手との対話は良かった。読みやすいはずなのに、かなり時間がかかってしまいました。

2019/03/01

ロッシーニ@めざせ正社員

あらすじだけ読んだら、もう少し軽めな感じかと思ってましたが、話がだんだん壮大になっていくので、ちょっとついて行けない感がありました。 役小角の知識の量がすごすぎですね。

2015/01/05

金吾

役小角が高校生に転生して活躍する設定は面白いです。ただ背景の説明や美人教師の連呼にやや疲れました。

2024/06/12

びぃごろ

先日読書会で質問した「山人」と柳田国男の鬼の定義が!こういう繋がりにビックリ(ФεФ;)高校生賀茂晶が役子角エンノオズヌに生まれ変わり後鬼、前鬼を従え政治悪を正す話。エンノオズヌという人物の読み解きが興味深い。出雲系民族は製鉄に関わり化学の力←呪術を持つ・・・太古日本は民族の坩堝、言語も祀る神も様々。赤ら顔、青白顔、鼻がとがり青い目を里の者は鬼と恐れる。鴨、加茂、賀茂、そして秦氏、原始キリスト教信仰説。平安京はヘブライ語でヘル・シャローム〈エルサレム〉。日本全国にある八幡様イヤハタは秦一族が奉る説。

2015/01/29

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