経済特区自由村 (徳間文庫 く 24-1)
経済特区自由村 (徳間文庫 く 24-1) / 感想・レビュー
りょうこ
『限界集落』とはまた違った面白さ。ラストの方でバタバタと色々な謎が解明されて、結構一気に読めた。なかなか面白かった。
2015/06/23
めだか
ところどころに伏線めいたものをおいて、強引にスジ書きに持ってきているようで違和感がある。突然、なんでこの話をここで持ってくるの?特に第2章が・・・・。日本の抱える問題点をとりあえず羅列してみましたって感じが中途半端な作品にしているような気がする。
2017/03/17
ウィズ
初読みの作家さんです。東北の震災以降、エコを追及する、又は推進する活動に興味を持ったり、熱心になったりする人に読んでほしい作品でした。まぁ個人的な感想ですがエコは無理せず程々にと言うとこです。
2016/01/08
桜父
鈴木明男は事件を起こし上山田とゆう山村に逃げ込む、そこで「鷲尾こなた」ばあちゃんの世話を受ける。そこは、「民人」が作ったFEE共同体の村だった。 究極のエコを提唱しているが、実情は何でもあり!!多くの人間がいれば、それだけ欲と金が動く。そこに目を付けた西村達食えなくなった元やくざ 上山田村に集まった人間達でまともだったのが、こなたばあちゃん・岬洋子・雅くらいだったな。 第二部の家庭内・学校のいじめの場面は目を背けたくなったがそれが民人の生きる目標になっていたので納得です。 なかなか面白かった。
2015/07/09
た〜
帯にあった著者から一言の通り「限界集落」とは一味違っていた。終盤近くまではいろいろな思惑がからみ合っていて面白いのだけれど、最後の最後がどうにもすっきりしない。後書きにあるようなハッピーエンドを期待するわけでも「こうすればいいんだよ」的な結論も求めたいとは思わないけれど、人物像が急にピンぼけになって何もかもがあやふや。その意味では「限界集落」のほうがきっちりご都合主義に徹していて、ぼやけた結末にならない分好印象かな
2015/06/07
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