わたしには鞭の跡がよく似合う (徳間文庫 お 39-4)
わたしには鞭の跡がよく似合う (徳間文庫 お 39-4) / 感想・レビュー
巨峰
27歳OL、時々出張Ⅿ嬢、性癖マゾヒスト、恥辱と屈辱は彼女に安らぎをもたらし、嬲られてはじめて心身が解放される。身体に残る鞭と蝋燭の跡が誰も知らない本当の私。この小説には堕ちていく女は描かれてはいない、彼女ははじめから堕ちた場所にいてそこでこそ息をつくことができる、いや彼女はきっと堕ちたなんて思っていないさ。ストーリーに意外性はなく、内容も予想の範疇だけど、そこそこの官能小説。2つあるあとがきが秀逸。(ほんとうのクライマックスはあとがきかもしれないですね)それにしても「骨張った尻」って何回書くの?
2015/11/20
のぶのぶ
本当の自分は、そうじゃないということは、大なり小なり誰にもあるだろう。職場とか人間関係とかで、本当の自分を隠していることってあるだろう。私自身も職場とは違って、もっといい加減な性格をしていたり、本当は他のことを考えていたり、、、まあ、表には出しにくいこともあるだろう。また、自分を出せている人は羨ましいところもあるが、表に出ていることがその人の自然の姿かは分からない。今回の本は極端な例かも知れないが、ここまでじゃないにしろ、発散、自分の本当の姿を出せるところ、許されるところは必要だろう。
2015/11/15
naolog
一世風靡した大石圭(嘘)でも、こういったストレートなタイトルだとあまり読まれないのですね。ストーリーは既定路線で特にハプニングはなし。
2016/08/24
kazuo
読了しました。 【満足度★★★】 ラストはベタな展開ですが… まぁ〜官能がメインですからね。 でも、ラストはハッピーエンドで良かった。 SMは本当に心から愛し合えるパートナーとなら最高の愛情表現なのかな…
2016/04/22
こちやん
なんか よくわかんない 温度差ありすぎて この結婚は 長続きしないでしょう
2019/01/07
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