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しばられ同心御免帖 (徳間文庫 す 16-1)

しばられ同心御免帖 (徳間文庫 す 16-1)

しばられ同心御免帖 (徳間文庫 す 16-1)

作家
杉澤和哉
出版社
徳間書店
発売日
2016-05-07
ISBN
9784198941079
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しばられ同心御免帖 (徳間文庫 す 16-1) / 感想・レビュー

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海猫

外来語、カタカナ、現代的ワードが飛び交うやたらテンションの高い文章。ライトノベルばりのフォントいじり。濃すぎるキャラが奔走するポップでギャグが前面に出ている内容。それでも時代小説として、また捕物帳としての地盤やお話づくりはしっかりしていてちゃんと読ませる。こうなるとむしろそういった型すら破壊ほしいぐらいではあるが、話数を追うごとにノリも良くなるのでそういう意味でも面白い。エピソードを重ねれば重ねるほどキャラの掛け合いや悪ノリが激しくなるタイプの作風と見たので、続刊希望。

2016/05/19

三十郎椿

わけのわからない時代小説ふたたび。『こんたん』『さしがね』から何年たったのか…、あのノリそのまま、いえ、パワーアップしてると思います。漫画を読んでいるような、アニメを観ているような…? なにしろまともなキャラが出て来ない(笑)。昨今軽くて読みやすい時代小説がたくさんあるけれど、それらとも一線を画す、面白い作品。

2016/05/09

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