神去なあなあ夜話 (徳間文庫)
神去なあなあ夜話 (徳間文庫) / 感想・レビュー
mae.dat
シリーズ第2弾。全7話収録。山に入って1年後となり、正社員となった勇気くんの語りとなっていますが、神去に伝わる伝承やらのお話を中心とした前日譚となっていてね。お話に出てくる登場人物のキャラクターも説明はされますが、極軽くなので、前作『神去なあなあ日常』を読んでおく事を前提としている様に思われます。うん、そうやね。山でのお仕事その他の話は控えめで、お仕事小説としての形は潜めているよ。前作で取り上げきれなかったエピソードを回収する感じですね。お気楽極楽な感じやね( ¨̮ )。
2023/12/26
Atsushi
前作を読んで3年。登場人物のキャラクター等が思い出せないかも、との不安も杞憂だった。主人公の勇気やヨキ、清一さん、そして直紀さんと鮮やかに記憶が蘇った。それだけ皆個性的ということか。第四話で語られる交通事故にまつわる幼い頃のヨキと清一さんの健気さに涙。また、勇気と直紀さんの「恋」の進展にニヤニヤ。都会でしか生活していない自分にとって神去村は、人と人とが繋がる楽園のようだった。続編に期待大。
2017/06/02
takaC
『読楽』の連載読んでたのは5年くらい前だし、単行本を読んだのも3年くらい前のため、久しぶりの神去村訪問だった事もあって、勇気の日記を存分に楽しんで味わえた。そろそろ続きが知りたいな。
2016/11/16
SJW
初めから、I'll be back! 帰ってきたぜ! と勇気の突っ込み所から始まり、終始、突っ込みと自分からの突っ込み(自虐ネタ)が散りばめられいる。この勇気の性格のために笑いながらも読み進むことができ、明るい話と大人の色っぽい話、神去村の暗い過去の話などあるが、直紀さんと勇気がうまく行きそうだし総じてこの後日譚は読後感が良い。自分は夜明け前から登山し、下山が午後7 - 8時となる場合もあるが、山の中で一人で歩いていると山の神様が見守ってくれているように感じるのは、勇気たちと同じだなと思う。
2017/09/19
やな
なかなか面白かったが、山仕事の描写が少なかったのが少し残念。
2016/06/17
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