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東京駅で消えた (徳間文庫 な 21-20)

東京駅で消えた (徳間文庫 な 21-20)

東京駅で消えた (徳間文庫 な 21-20)

作家
夏樹静子
出版社
徳間書店
発売日
2016-11-02
ISBN
9784198941710
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東京駅で消えた (徳間文庫 な 21-20) / 感想・レビュー

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saga

交通新聞社新書『東京駅の履歴書』で知った本書を購入。昭和後期に、東京駅を舞台に起きた新幹線工事にまつわる建設業界の不正が発端の殺人事件。そんな印象で読み進めたのだが……。最後の、真犯人による詳細を語る手紙には幻滅した。こんな手紙を書く人間は、そももそ4人を殺害したにも関わらず、平穏な生活を過ごそうとするサイコパスだ。こんな作品に東京駅の構造が利用されるなんて!

2021/09/26

坂城 弥生

犯人が捕まってくれたなら、と思わずには居られないくらい自己中心的で身勝手な動機だった。

2019/11/27

酔拳2

初読み作家さん。あの見目麗しい東京駅で起きる連続殺人事件。横浜駅とか渋谷駅もそうだけど、いつもどこかで工事してる。しかも東京駅の開業は大正というから、いろんな工事があっていろんな物が埋まってるんだろうなあ。本作は東京駅の一般の人が知らない場所で事件が起きる。東京駅って霊安室があるんだって。作者の東京駅愛が感じられます。内容としても警察ものによくあるヒリヒリした感じはないものの、十分読ませます。今度東京駅内探索に行こうっと。

2024/01/12

わんつーろっく

「Wの悲劇」しかも映画しか触れることのなかった夏樹静子さん平成4年の作品を今更ですが初読み。毎日決まった時刻に帰宅する夫を待って、分刻みでぴったり食べごろに夕飯を準備し、一人娘は父をお父様と呼ぶ。推理小説なのに昭和感ありありの描写に、別の楽しみを見つけながら読み進めた。東京駅を探検しているような、20代に一度だけ泊まったことがあるステーションホテルの客室から、ホームを見下ろした思い出も蘇り、犯人捜しより興味深かったなぁ。だって、動機が○○って、やっぱり昭和の男性って。。。

2020/06/10

シアン

東京駅に纏わる都市伝説というのを軸に、殺人事件を描いた作品。携帯もない、防犯カメラもない、昭和臭の漂うミステリ。しかしながら、展開がゆっくりで、東京駅の描写などが多く、読むのに苦労した。メインはあくまで東京駅、なので、ミステリとしては今ひとつ。

2017/03/07

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