峠道 鷹の見た風景 (徳間文庫 う 9-47 徳間時代小説文庫)
峠道 鷹の見た風景 (徳間文庫 う 9-47 徳間時代小説文庫) / 感想・レビュー
とし
峠道 鷹の見た風景。「為せば成る、為さねば成らぬ何事も。成らぬは人の為さぬなりけり」の名言を残した 米沢藩主上杉治憲、号鷹山、出羽国米沢藩9代藩主、領地返上寸前の米沢藩再生の先人の真っ直ぐな人物だったんですね。
2021/03/02
Smileえっちゃん
鷹の字が目に入り手にした初作家さん。随分前、ケネディ大統領が、日本人の中で尊敬する人と紹介され、童門冬二さんで読了。その時の感動が残っている。小さな外藩から、上杉謙信を祖とする名門、上杉家に9歳で養子として迎えられる松三郎。招かれざる客として・・寒冷地で凶作が続く上、藩主の無駄遣い、上杉家名門ということで体裁ばかり気にする者たち・・・借財続きの財政を立て直しに乗り出すが、藩内の政敵との闘い、節約で農民の反発に合いながらも初志を貫く。押し寄せる困難極まる藩政が描かれている。こんな藩主もいたのですね。
2021/05/28
woo
半ばに差し掛かって、そうか、上杉鷹山物か(って巻末の解説に書いてあるのを読んでない^^;;)と気付く🤣悪くないけど上田秀人らしさはない。この作家のシリーズ物ファンには物足りないかもです😅
2021/04/13
しょうこ
上杉鷹山公については、様々な逸話が既に知られています。少々急ぎ足、綺麗事すぎるかとも思います。もう少し、突っ込んだところがほしかったかな?
2017/02/05
コニタン
上杉鷹山の生涯を駆け足のように描かれた作品!上田秀人氏は人を書くのは上手だと思う。読み易く、面白い、良かった!
2017/05/20
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