赤い密約: 〈新装版〉 (徳間文庫 こ 6-34)
赤い密約: 〈新装版〉 (徳間文庫 こ 6-34) / 感想・レビュー
海猫
タイトルが謀略ものっぽいが、中身は空手家主役の格闘アクション小説。というか、もともとのタイトルの「拳と硝煙」の方が内容に合っている。1994年の作品なので扱っている社会情勢は古いけれど、メインは空手の闘いなのであまり気にならない。主人公がロシアで受け取ったビデオテープも襲撃して奪うようなものか、ピンとこないがまあマクガフィンってことで。それよりノベルズ小説全盛期時代のアクション小説の雰囲気があって、懐かしい気がした。日本で銃を撃ちまくったりせず、格闘戦なのもリアリティーあるね。シンプルにまずまず楽しめた。
2020/07/28
くろにゃんこ
2007年の作品の新装版でした。空手家ってヤクザよりも殺し屋よりも強いのね。植村真弓がもっと絡むのかと思ったらあっさりと終わりました(笑)約束を果たせてよかった。警察ものではない今野作品はちょっと慣れず(^^ゞ
2017/11/25
金吾
巻き込まれた末に暴れまくる主人公の無敵っプリを堪能するアクション小説です。自身も格闘経験がある著者の格闘シーンは迫力あるなあと感じました。
2024/04/25
FOTD
ロシアのテレビ局が戦闘服を来た集団に襲撃された。日本から指導に来ていた空手家が居合わせていて、巻き込まれてしまう。いったいどうなってしまうのか、という話。 楽しくあっという間に読み終えたが、格闘シーンが多くて、まるでスティーブン・セガールの映画のようだ。タイトルは「沈黙の密約」でも良いんじゃないかと思った。 著者は実際に空手をやる人のようだ。他の作品も読んでみたくなった。
2023/04/23
Syo
うぅ、しまった。 あかん方の今野敏だった。 空手家って出てきた時に がっかり。 あ〜あ。
2017/09/17
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