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紫鳳伝: 神翼秘抄 (徳間文庫 ふ 38-2)

紫鳳伝: 神翼秘抄 (徳間文庫 ふ 38-2)

紫鳳伝: 神翼秘抄 (徳間文庫 ふ 38-2)

作家
藤野恵美
出版社
徳間書店
発売日
2018-01-09
ISBN
9784198943035
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紫鳳伝: 神翼秘抄 (徳間文庫 ふ 38-2) / 感想・レビュー

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緋莢

前作から100年後の話。吹雪の止むことのない山で眠っていた柳紫鳳が目覚めます。100年後なので紫鳳以外、前作からの登場人物はいないかと思いきや、序盤で毒手「青屍寒掌」の使い手が出てきて、おっ!となり、その後も思わぬところで繋がりが見えてきます。武芸の達人たちによる戦闘描写の素晴らしさは今作も健在、終盤の八卦陣を突破する所が好きです。前作同様、ラストが駆け足気味な所は残念でしたが、500ページ近くあり、読み応えがありました。続き出して欲しいな~(続く

2018/08/12

サケ太

素晴らしい。目覚めた一本の刀。その役目とは。前作に比べるとスピード感は遅めなものの、テンポ良く読める作品。前作の人物たちはほとんどが故人だが、現在の人物たちからその動向が語られると頬がゆるんでしまう。彼らが遺したものが、今を生きる紫鳳の力となって行く。ツンデレキャラの登場など、今回の人物たちも個性豊かで読んでて面白い。終幕は虚さを感じさせるが、まだこの世界に浸っていたくなる。

2018/04/19

yamakujira

冰心山で氷に閉ざされて眠っていた柳紫鳳は、月家刀が奪われるとともに目を覚ました。仇討のために月家刀を欲する蓬己、毒手で山を守る桐青、国を恨む姚玄舟、神出鬼没の塞北盗侠、謎めいた豪商の丁花景、さまざまな者の思惑がからみながら、紫鳳は運命に導かれるように王のもとへ向かう。前作から100年後、知人がすべて故人となった世界に目覚めた紫鳳の寂寥も、靈砡によって望まぬ地位に選ばれてしまった王の虚無も哀しいけれど、蓬己と薄墨の再会は未来への希望だね。桐青は雪豹のもとに戻り、紫鳳はまた眠りにつくのかな。 (★★★☆☆)

2022/02/22

よっしー

2作目も面白かった。紫鳳がメインの続編を読みたい気持ちも勿論あるけど…前作の登場人物のスピンオフの方が読みたいかな。

2018/05/09

ひーたろー

間違えて2巻先に買ってしまった(-_-;)。蓬己と桐青の出会いのあたりは楽しかったんだけど、展開は割と淡々と。紫鳳もあんまり目立たない感じ。熱さが足りないのかなーー。

2018/04/01

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