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強襲: 所轄魂 (徳間文庫 さ 34-6)

強襲: 所轄魂 (徳間文庫 さ 34-6)

強襲: 所轄魂 (徳間文庫 さ 34-6)

作家
笹本稜平
出版社
徳間書店
発売日
2018-06-08
ISBN
9784198943561
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強襲: 所轄魂 (徳間文庫 さ 34-6) / 感想・レビュー

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はつばあば

単純な婆には、一癖も二癖もある越境捜査の登場人物より所轄魂がいい。キャリアの息子としがない所轄の刑事の父がそれぞれの立場から援護射撃をしながら、悪の権現警察官僚と政治家を仕留めていく。勿論キャリアとはいえ息子は若いからそんなに力はないが、年配の警察官僚の上下関係や嫉妬など男の世界のいやらしさも十分味わいながら、父親の警察官としての魅力にますます惹かれていく息子。父と子が切磋琢磨して内部のアクと戦う所轄魂。「親子鷹」の名がふと浮かんだ。時間があれば読んでみて下さい

2018/11/23

kei@名古屋

出だしから何やら事件の模様。立てこもり?テロ?ネゴシエーターは葛木?さて、ここでもまた警察の暗部が描かれる。3冊続くと本当に所轄以外は腐っている機関なのではないかといぶかしげに思ってしまう。が、終わってみれば良い正月の気がします。年末の大事件からの正月と言うのは、某テレビ朝日のドラマシリーズを思い出してしまいます。ここでの相棒は、所轄の父と、キャリアの息子ではありますが。。。

2018/08/30

sg

所轄魂怒涛の532ページ。立てこもり犯と警察の、警察と警察の闘い。あ〜今回も良かった。あ〜よかったなぁ。あ〜よかったなぁ・・・ そろそろお察しでしょう。そうですこの作品はさしずめ花花です。またすぐ読みたいけど、しばらくお預け。葛木親子が大好きです。さよなら大好きな人・・・そう・・・花花です。

2021/09/13

一笑

御存知所轄シリーズ第3弾? 葛木親子の活躍物語。今回は息子俊史の活躍は今ひとつだけれど、その分邦彦の活躍が際立っている。住民の女性を人質に、猟銃を持って立てこもった犯人を捕まえるというお話だけれど、そこは笹本稜平さん。背後にある警察組織や政界をも巻き込んだ大事件となる。息つく暇もない展開に血湧き肉躍る。いつものことだけれど、最後はほぼハッピーエンド。うれしい終わり方である。「腐敗した警察官もいるけれど、大多数の警察官は市民・国民を守るために戦っている」という、葛木邦彦のその言葉を信じたい。

2023/03/27

詩界 -うたか-

#読了 #笹本稜平◆夫のDVから逃れて引っ越した女性を人質に取った立てこもり事件。立てこもっている男は元警察官で更にSIT所属だった。SITの手のうちを知り尽くされているため手出しが出来ない状態が続く。隠蔽された噂と関係があるのか?様々な疑問が浮かぶ中、葛木の携帯に電話が入る。「交渉人になってほしい」と立てこもり犯・西村に言われ……

2020/02/14

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