殺人鬼の献立表: Team・HK (徳間文庫 あ 53-5)
殺人鬼の献立表: Team・HK (徳間文庫 あ 53-5) / 感想・レビュー
はつばあば
結婚して15年もたてば自己主張もしたくなります。主人公の1人美菜子さんは主婦としての力を発揮できるハウスキーパーの会社に採用された。美奈子の昔話から作品を仕上げることのできた作家那須川闘一から気にいられ・・(1巻目)。今回も作家那須川闘一は美菜子の尻馬に乗らんと窓拭きまでしても「消えたのは誰だ?」なんて題をつけるくらい西国寺家に興味深々。いやぁTHKの仲間は楽しいし日向と那須川の関わりも分かった。ミステリーにもサスペンスにもならずに終わったが・・主婦って奥行きが深いのよとあさのさんが言ってくれているよう
2022/06/14
鍵ちゃん
掃除を主として家事全般を請け負うプロ集団THKに緊張が走った。作家で常連の那須河闘一から連絡が入ったのだ。那須河はスランプの度に部屋を汚す癖があり、THKを呼ぶ。以前は首を吊ろうとしたことも。働き始めて半年の主婦佐伯美菜子は、息を飲み込みドアをたたく。すると「待っていたのよ亅と闘一が飛びついてきて!掃除をして心が晴れるは本当だけど、話が軽すぎるし、中途半端な感じがしたな。闘一の話の組み立て方は面白いのだが、それがどうなんだと思った。
2021/11/16
はるき
あさのさん、主婦だな~。話題をあっちゃこっちゃ飛をばしながら光速で手を動かす女たち。働くことで自分の輪郭を確認する姿が素敵。ジャンル分けしにくいですが、強いて言うならお仕事小説・・・かな?
2018/09/18
みち
美奈子さんの成長が著しい。那須河先生、前よりもオネエキャラがすごいんですけれど。チーフと先生の関係が知れて、ますます面白くなった。時節柄、自分もお部屋を綺麗に磨いてみようかなと思った。
2018/12/04
rokoroko
お掃除会社の主人公と片付けができない流行作家がの話なんだけど事件は始まらないうちに終わっちゃうし流行作家の自画自賛ぶりもおなか一杯になっちゃう。あさの氏の文章はさわやかだけど物足りなさが残る作品
2024/10/12
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