裏用心棒譚一 茜の茶碗 (徳間文庫)
裏用心棒譚一 茜の茶碗 (徳間文庫) / 感想・レビュー
Atsushi Kobayashi
文庫と文芸と、一度に両方でているのですね。 こちらは文庫版とおもって、記録しておきます。 まずは、状況設定の巻ということですね
2019/08/19
kazukitti
上田さんの武士=虚業のタカリ屋=ロクデナシ論の延長戦の浪人ものは、幾つかシリーズはあるけど、メインの物語が盗人ってのは初めてかな。新鮮味があって面白かった。この際初見では楽しめたであろう蘊蓄コピペは作家読みしてるというので仕方ないとしても、政の権と謀語りは主人公の浪人の立場を語る上で必須だったけどそれでもやっぱり冗長ではあったと思うw シリーズ化されてるみたいだけど、初期作の雰囲気と一巻完結ってのが読みやすくていいかな。今後の問題は、盗人を、いつもの武士と商人ほど語れるかどうかなのかなぁw
2021/05/23
goodchoice
二年前に発刊されたものの文庫化のでようだが、筋立てはなかなか面白い。舞台が市井が中心なので、上田さん得意の説明も少なくスッキリしている。シリーズ化されるようなので、楽しみだ。
2019/10/15
だいゆー
(^^;
2019/08/06
ふっちゃん、男性60歳代(乱読書歴50年)→70歳になった。
相馬中村藩士だった小宮山は、藩命で将軍家から下賜されてた茜の茶碗が盗まれ、その茶碗を取り戻す事を命じられた。そこで小宮山は盗賊に身をやつし用心棒として探す事となった。彼の根が真面目で一所懸命さが盗賊仲間に友を作って行く。だがここで問題が起こる。お茶を嗜む様になった時の権力者田沼意次が、その茜の茶碗に目を付け自分の物にしようと画策する。 【3.8】
2024/07/02
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