ゼロ・アワー (徳間文庫)
ゼロ・アワー (徳間文庫) / 感想・レビュー
RINKO
初めての作家さんでタイトル買い。買って正解だった。ご都合主義なところも含めていい感じにドラマチック。それがまた世界観にどっぷりはまれる原因かも。この作家さん、ちょっと追っかけてみようかな。
2020/03/07
冬見
ロミオはハムレットに復讐する。4人の家族と1匹の猫のために。◆息つく間もないとはまさにこのこと。殺し屋としては最強、しかし人間としては徹底的に毀れたふたつの孤独な魂は踊るように絡み合い奪い合ってゆく。憎悪は絶望的な恋のように美しく、激しく胸を打つ。
2020/07/18
Ciel
中山さんの本を読むと本物のタンゴを観てみたくなる。タンゴを聴きながら読んだほうが良かったのかな?と読み終わってから後悔。復讐はどこかで断ち切らないと永遠に続く。この2人がタンゴだけで繋がることができてきたら最高のパートナーになれたのかな。個人的にハムレット好きでした。
2020/08/16
YH
凄腕の殺し屋って設定の割に、ハムレットはネコに情け心を出したり、GPSに気づかなかったり、なんかマヌケなんだよな。対するロミオも若いのにボロボロで危うい。続編でロミオがどうなるのか、楽しみに待ちたい。
2021/10/16
しば
やっと読めた…… 深夜零時の静かで冷たく熱くて濃い物語。
2020/02/16
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