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こわれもの 〈新装版〉 (徳間文庫)

こわれもの 〈新装版〉 (徳間文庫)

こわれもの 〈新装版〉 (徳間文庫)

作家
浦賀和宏
出版社
徳間書店
発売日
2020-06-05
ISBN
9784198945633
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こわれもの 〈新装版〉 (徳間文庫) / 感想・レビュー

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Shun

今年3月に作者が逝去されていたと知り初めて読みました。本作以外にも設定や内容が奇抜なものが多く、それが作者の持ち味のようですね。そして本作、人気漫画家の婚約者が事故で亡くなり、そのショックで連載中の人気ヒロインを何の伏線もなく唐突に殺してしまうという超展開を誌面に載せてしまいファンは激怒、連日罵倒のファンレターが送られてくる事態に。そんな中の一通で婚約者の死を予知した自称予知能力者の登場、その一方で怒れるファンの一人は現実に漫画家の殺害計画を立て始め物語は予想外の展開を見せる。興味をそそる設定が面白い。

2020/09/27

すしな

025-22.幸せな漫画家カップルに突然訪れた彼女の死を発端に、自暴自棄になった漫画家の前に、死を予知できる漫画家のファンの女性が現れます。話の根本には「未来はあらかじめ決まっているのかいないのか?」問題があって、予言が本物か偽物かということも相まって、色々想像が膨らんでいきます。主人公の漫画家が描く漫画もキーになっていて、話全体のメタ構造にもなっていまして個人的には、エヴァンゲリオンのシンジ君とアヤナミに近い感じがしました。再読で何か”こわれ”ているのかを伏線から辿るのも面白いかもです。

2022/03/13

Alice

神崎の気持ちはわかる…ビックリするほどのドンデンでもなかったかな。犯人はこっちか?違った。じゃあこっちか?と予想できたな。

2022/01/03

yuka

予想通りの部分もあったが、楽しかった。三橋がとにかく気持ち悪かった。

2021/10/31

matsu.shin

設定から構成までしっかりと作り込まれた作品でした。 シンプルな展開で、削ぎ落とされた言葉選びは物語への没頭度を高めてくれました。 犯人探しのミステリーとは違う変わった作品をお求めの方におすすめです

2020/08/31

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