夢曳き船 〈新装版〉 (徳間文庫)
夢曳き船 〈新装版〉 (徳間文庫) / 感想・レビュー
あきのぶ
晋平の矢立の続編。だが、主人公は代貸暁朗。
2022/01/15
Naoko Fukumi Fujita
一番好きな作家の文庫本、巻末の2013年1月の縄田一男解説によると2010年1月、徳間書店から刊行とある。2013年2月徳間文庫より刊行、この度新装版として2021年7月発行。前作最終章の「砂糖壺」について今回解説されていたことがファンとして素直にうれしい。「晋平の矢立」の続編的な連作的な位置づけ。本書もリズム感がよく、読みやすく特に後半は一気読み。雨天の続いた後にちょうど読み終わったからでしょうか、特別すがすがしさを感じた一冊。
2021/09/07
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