爆身 (徳間文庫)
爆身 (徳間文庫) / 感想・レビュー
とろこ
面白かった。年齢・経歴不詳のボディガード・キリシリーズ2作目(らしい)。キリシリーズ1作目の『獣眼』は未読だけれど、こちら単独でも大丈夫だった。任務開始前に、依頼者となるはずだった男性が亡くなった。爆発によるものだったが、警察・消防の調査でも火元が判明せず…。事故だったのか?その男性の死の謎を探ろうとするキリや、彼に接触してくる組織…。謎の宗教団体や呪殺集団。米軍関係者。ミステリはよく読むけれどハードボイルドはあまり読んだことがなかったけれど、面白かったので、大沢さんの他の作品も読んでみたい。
2022/01/22
ぶんぶん
【図書館】ボディガード・キリ、シリーズ第二弾! 警護の契約をしようとした依頼人が爆死、その場に居合わせたキリは動揺し調査を始めるが・・・「人体発火」そんなものがあるのだろうか? ちょっとボディガードと違った路線と思うが・・・どんどん展開する過程は面白いが、ちょっと人物が込み入って読みづらい。 発火の問題は「放火犯」に入れ替わり、ややガッカリ。 もっと、ボディガードのアクションを観たかった。 でも、古武術のルーツが判って良かった。 徳間という事もあり展開のみの話になってしまった。 やや残念な物語。
2023/04/18
flower0824_
ボディーガード・キリ、シリーズ第2弾。ハードボイルド+超常現象なこのシリーズ。キリが依頼人との打ち合わせでホテルに到着した瞬間、建物が爆発した。契約前に依頼人を失うがそこへ大物フィクサーが現れ、何が起きたのか原因を調査するよう依頼される。本来のボディーガードのお仕事ではない展開。警察、傭兵、米軍の情報部、宗教団体などが絡み合いどんどん人間関係が複雑になっていく。呪いで人体発火を起こす“呪刹”の真実。一気読み。
2021/09/27
ふぃえ
ボディガード・キリシリーズ2。今回はボディガードの依頼を受ける予定だった人物が、待ち合わせ場所で爆発して焼死したことから、そのバックグラウンドの調査依頼を新たに受けるお話です。念力で人体自然発火を起こすことができるのか、新興宗教の教祖に本当にその力があるのか、また、その内容にはアメリカも興味を示し、いろいろな人物が出てきてこんがらがりますが、文庫本600頁超え最後まで緊張して読めました。
2023/06/09
ちくわ
ハードボイルドのお手本やな
2022/09/29
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