SF読書会 (徳間文庫)
SF読書会 (徳間文庫) / 感想・レビュー
Shun
内容は10年ほど前の読書会になるので最近の作品は勿論載りませんが、本対談で登場する作品はどれも日本きってのSF通らによる選書になっており、どれもこれも読みたいという欲望が湧き起こる濃い内容で非常に満足のいく1冊でした。SFが好きな方でも、これからSFを読みたいが何を選んでいいか分からない方へもお薦めできる内容です。厳密にSF小説に限らずSF要素のあるミステリーやホラー、ファンタジーそしてコミックなども挙げられ、アシモフやル・グィン、キングから萩尾望都、さらにあの伝説の奇書まで様々登場し玉手箱のような1冊。
2021/10/27
こむこむ
こういうの楽しいね。タイトルにSF入ってるけど、SFの話だけってわけでもないし、いろんな話が盛り上がって楽しい。YouTubeとかでもやってくれたら良いのに。読みたい本もたくさんあるけど、今では品切れの作品が多いのが少し残念。編集の上手さもあるかもだけど、司会と2人のバランスがとても良いなぁ。
2021/10/13
agtk
このお二人の読書会ならおもしろくないわけがない。お二人の本もそうだが、半村良さんの作品は読み返したい。アシモフもブラッドベリも。すっかり内容を忘れているしね。夢中になって読んだのは覚えているのだが。
2021/09/20
パカゲニー
山田正紀さんと恩田陸さんを中心としたSF読書会の対談集。好きな作家さんのアシモフ、小松左京さんの果てしなき流れの果の懐かしさに本書を手にしました。また山田さん、恩田さんが自作を取り上げたり萩尾望都さんとの対談があったり、中には読んだことのない本についての対談もありましたが、楽しめました。
2022/09/16
四不人
元本を知らなかったが、読んで大正解。作品からのイメージとは違った山田正紀のウダウダぶりが面白い。まさかこの二人の対談で、『家畜人ヤプー』とか『バルバラ異界』の読書談義が聞けるとはw 意外にも『ゲド戦記』の談義も面白かった。ああ、『果てしなき流れの果に』を読み直そうかなあ。それにしても15年近く前の本なんだなあ。恩田さんが「音楽小説を書きたい」みたいなことを書いているが『蜜蜂と遠雷』以前なんだなあ。
2021/09/29
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