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宿神 第一巻 (徳間文庫)

宿神 第一巻 (徳間文庫)

宿神 第一巻 (徳間文庫)

作家
夢枕獏
出版社
徳間書店
発売日
2022-01-12
ISBN
9784198947118
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宿神 第一巻 (徳間文庫) / 感想・レビュー

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豆電球

佐藤義清を中心に、平清盛の青年時代の頃を描いています。これがなかなかに面白い。遠藤盛遠が特に良い。思わず歌川国芳の画集を開いてみたり、芥川龍之介の「袈裟と盛遠」を改めて読み直してみたりしてしまいました。そして彼が後に呼ばれる名前にびっくりしたり。こういう"点"だったものが"線"になる面白さが歴史の魅力なんですよねー。そんな最高の史実をベースに繰り広げられる物の怪ファンタジー。続きが気になってページをめくる手が止まりません。そして清盛の聡明っぷりもたまりません。ますます清盛にどっぷりハマってしまいそうです。

2022/05/17

くろばーちゃん

文庫なった分の陰陽師はすべて読んでしまい、キマイラは1巻で好みじゃないと思ったわけだが、それでも気になる夢枕獏。飯野和好の表紙絵と「美しき箏の音に誘われ」という解説に惹かれて手にした。タッチは陰陽師に近い。うっかりしていると義清と清盛が晴明と博雅に思えてしまう。今後の展開で、序の巻に出てくる幼少時のおそらく義清と璋子の場面がどのような形でかかわるのかも楽しみだ。

2022/03/08

泰月

伝奇的要素を盛り込みつつ平家の隆盛をえがく歴史小説なのかな? 何よりも文覚のパートが良かった。

2022/03/01

かめゆき3

面白いです。!まず佐藤義清と平清盛が晴明と博雅みたいな感じで新鮮です。西行さんがこんな人とは。 二人の関係だけでなく、崇徳天皇と鳥羽上皇の関係とか、描き方がうまい。続きが楽しみです。

2022/01/30

ほにょこ

★★★☆☆ 時は平安。平清盛の友である佐藤義清が主人公っぽい話。その才能を見せつけたり、見えないものが見えたり、ある女性に強く惹かれたり。どうなるのか分からない危うさがあって先が気になります。一部退屈なところもあったけれど、ひきこまれる面白さでした。

2022/05/16

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