KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

Flesh & blood (3) (キャラ文庫 ま 1-13)

Flesh & blood (3) (キャラ文庫 ま 1-13)

Flesh & blood (3) (キャラ文庫 ま 1-13)

作家
松岡なつき
雪舟薫
出版社
徳間書店
発売日
2002-06-23
ISBN
9784199002328
amazonで購入する Kindle版を購入する

Flesh & blood (3) (キャラ文庫 ま 1-13) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

文庫フリーク@灯れ松明の火

ジェフリー&カイトよりも大きく描かれた表紙のナイジェル。黒の眼帯の下に、そんな物語が隠されていたとは。そのナイジェルの右目まぶたに口づけするカイト。海の兄弟として「俺もだ、弟よ」と、カイトの頬に優しく口づけするナイジェル。良いではないか、こういう口づけなら大いに歓迎する。嫉妬するジェフリーは放置して、今の所、ナイジェルが一番気に入った。カイトの知る史実との微妙な違い。さて、どのような展開になるのやら。昔、穀象虫は米に涌いたが・・・食べているビスケットから穀象虫はキツい。海賊稼業も楽じゃないのね。

2014/05/07

エンブレムT

歴史を専門に学んでたわけでもないのに、どんだけ記憶力が良い設定だよwとツッコミを入れつつも、海斗の知る史実と微妙な食い違いをみせ始める歴史に、SF読みとしての血が騒ぎました。この巻は、ジェフリーのグローリア号、ドレイクのエリザベス・ボナヴェンチャー号、バタフライ号と船上での移動はありますが、1冊まるっと海上での出来事が描かれています。キャビンボーイとしての仕事を覚えていったり、スペイン船の略奪場面に遭遇したり、ビセンテに襲撃されたりとエピソード満載なのですが、ラストのナイジェルに全てを持っていかれました♪

2014/02/11

扉のこちら側

初読。ビセンテとの再戦。カイトの記憶力がすごすぎる。

2010/01/24

カナン

今生きる日本人にとって英国は敵だろうか。西班牙は敵だろうか。単純に良好だとは云えないが、殺していいとは思えない。少なくとも自分を助けようとしてくれた人を、ただ西班牙人だからと殺せない。けれど時流がそれを許さない。歴史で習ったことを告げるだけの海斗の「占い」は狂い始め、史実は誰も知らない紋様を描き出す。現代人が学んだはずの世界史が変わる。均衡が崩れる。その恐怖の中で寄り添ってくれたのは、まさかの気難し屋な隻眼の美貌のナイジェル。暗い生い立ちを背負う彼の献身的な愛情表現。もう、メインキャラ皆立派過ぎて辛い…。

2018/10/12

藤月はな(灯れ松明の火)

おお、伏線が生きていてすごいです。そっか、この作品はSFでもあったんだと納得してしまいました^^そしてナイジェルの不器用な優しさと素朴さに胸を撃ち抜かれそうになります。ジェフリーに文句を言いながらも望みに叶った行動をする所が世話焼き女房に見えて仕方ありません(笑)しかし、海斗の心の中で罵倒されるビセンテが哀れすぎてなりませんTT

2011/04/24

感想・レビューをもっと見る