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FLESH&BLOOD〈4〉 (キャラ文庫 ま 1-14)

FLESH&BLOOD〈4〉 (キャラ文庫 ま 1-14)

FLESH&BLOOD〈4〉 (キャラ文庫 ま 1-14)

作家
松岡なつき
雪舟薫
出版社
徳間書店
発売日
2003-01-23
ISBN
9784199002588
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FLESH&BLOOD〈4〉 (キャラ文庫 ま 1-14) / 感想・レビュー

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文庫フリーク@灯れ松明の火

よもやナイジェル相手に「俺のアルキビアデース(美青年)」と呼び、熱烈なキスを浴びせるとは。ウォルシンガム配下の間諜クリストファー・マーロウ、かなりの曲者と見た。エリザベス女王の御前劇・シリルの代役として女装し、ゼノクレート役を演ずるカイト。『ガラスの仮面』二人の王女・北島マヤ並みの化けっぷり。シェイクスピアまで登場とは。先日読んだ皆川博子さん『アルモニカ・ディアボリカ』に登場したロンドンの精神病院〈べドラム〉の名称など、時代考証がしっかりしているなぁ。さて殺人犯として陥れられたカイト、次巻は拷問かな?

2014/05/15

エンブレムT

必要とされ守られる。追い詰められ迫害される。『人と違う』ということは、そのどちらにも成り得るということ。物語は舞台を海上からロンドンへ移し、間諜組織の元締めであるウォルシンガムや、エリザベス女王などの実在する登場人物が海斗の運命に大きく関わってきます。「海斗はこの先どうなっちゃうの!?」ってなハラハラ展開がこれでもか!と続く巻です。心に残ったのは、意外なほどの苦労人っぷりを垣間見せるビセンテや、海斗だけをみつめるようになっていくジェフリーの姿や、それを見守り続けるナイジェルの心の揺らぎの方なんですけどねw

2014/02/13

扉のこちら側

初読。王宮に召し上げられるカイトに、殺人容疑がかかる。急なサスペンスと三角関係に突入。

2010/01/22

藤月はな(灯れ松明の火)

とうとう、ロンドンの宮廷編です。セルバンテス、フィリップ・マーロー、シェイクスピアなど御馴染みの文学者が出てきただけでも嬉しいのにエリザベス女王までっ・・・!確かに御洒落に気を配る数多いる美女よりも聡明かつ個性的な才女の方が女王の貫録には相応しいですね。そして意外とお茶目で可愛らしくて個人的には好きです。そしてマーローことキッドとナイジェルの掛け合いがツンデレ夫婦漫才に思えてなりません(笑)もちろん、ビセンテとレオの掛け合いやセルバンテスに対するビセンテの共感も好きですよ。

2011/05/01

カナン

女王エリザベスきたー! C.マーロウもシェイクスピアもきたー! 有名処がどかっと出てきたところで次の舞台は愛憎渦巻くロンドン宮廷。どんどん優しくなるナイジェルに、ジェフリーよりも良い男じゃない?と思いつつ、海斗の立場は大荒れの海のように更に危機的な状況へ。女王の道化役になり、マーロウの舞台に立ち、おいおい、宮廷から脱出するためとはいえ、歴史上の人物に影響を与えてこの時代にない詩まで歌って大丈夫かとはらはらしていたら案の定大丈夫じゃなかった。司教が暗殺され、まんまと殺人の疑いをかけられた海斗、さぁどうなる?

2018/10/12

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