FLESH&BLOOD(6) (キャラ文庫)
FLESH&BLOOD(6) (キャラ文庫) / 感想・レビュー
文庫フリーク@灯れ松明の火
P135のイラスト。女性読者には萌えるシーンなのでしょうが、男の私にはフランス海賊船が邪魔してくれて、ほっとしたのが本音。火事場の馬鹿力(キン肉マン?)とはいえ、私も高所恐怖症なので、揺れる船のマストに登ったカイトはちょっとだけ褒めてあげよう。海賊同士の海戦は、もっと酷いのだろうけれど、読者層を考えるとこれが限度なのでしょう。後書きで、マネージャーさんが著者に帆船模型を贈ってくれるとのことですが、読者のために帆船の解説図も欲しいです。シュラウドやラバーズ・ホールなど、正直、イメージできないのです。(^^ゞ
2014/05/16
エンブレムT
エリザベスの言動がハートの女王と被り、『不思議の国のアリス』が頭から離れないのですがwwwでも、アリス同様に機転が利き、アリスよりも可愛げのある海斗ならば、さもありなん!な展開になっていくのが楽しかったです。この巻は、フランス国王からの使者・アルトヴィッチ氏に光が当たり、端正な顔の瀟洒な騎士の真っ当さを、私はすごく気に入ったのでありました。相当麗しく描かれるであろう彼の挿絵が無かったのが残念です。海斗の人タラシフェロモンは天然だとしても、17歳でコレならば、稀代の小悪魔としても名を残せそうな気がしましたw
2014/02/17
扉のこちら側
初読。プリマスに帰還前に、女王への使者を送り届けることになる。冒頭の真珠のボタンに唖然。
2010/01/28
カナン
フランスから来たアルトヴィッチさん、最初は頼りない御仁かと思ったけどとても愛嬌があって素敵な人じゃないですか、もっと出番多くていいのよ。再登場求む。エリザベスと海斗の別れ際の会話は穏やかでありながら女王の孤独と哀しみが溢れていて、彼女の寂しさを理解するナイジェルの心の傷とリンクしてじんわりとくる。ジェフリーは海斗の心を掴むことが出来て生き生きし始めたけど、二人に挟まれたナイジェルがちょっと不憫過ぎやしませんか。あ、スペインのビセンテさんはその調子でストーカー拗らせて下さい、ラテンの愛の激しさは君に任せた。
2018/10/13
藤月はな(灯れ松明の火)
エリザベス女王の独白で切なくなると同時に愛おしく思えてなりません。それに同じ人に恋をするって本当に苦しいことなんでしょね。相手が自分が大切に思う人ならばなおさらでしょうし、色々、ため息が零れました。一方では3人の掛け合いにクスッと笑わされました。あとがきは・・・あの3人は絶対、そんなことしないでしょうね。でも見てみたいかも・・・(でも見てみたら「あんたら、正気か?」と疑うと思う 笑)
2011/05/13
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