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虜 -とりこ- (キャラ文庫)

虜 -とりこ- (キャラ文庫)

虜 -とりこ- (キャラ文庫)

作家
秀香穂里
山田ユギ
出版社
徳間書店
発売日
2004-09-25
ISBN
9784199003219
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虜 -とりこ- (キャラ文庫) / 感想・レビュー

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那義乱丸

フェアで購入。薬を憎む麻薬取締官・藍原。序盤の序盤で予想がついたもののそれは半分だけの正解でさらなる真相があった。神堂については別物を予想してたので真実には藍原と同じく愕然。読みながらの推理の面白さと藍原の過酷な人生、弟のエピの哀しさに物語に引き込まれた。藍原と神堂、同じような苦しみを抱えながらも真逆の生き方をしてきた二人。同じものに人生を壊されてきてからこそ惹かれあったか。とても面白かったけど結末はすっきりしない。BLとしてのエンドなんだろうが、物語としてはBEの方が納得できる作品になったと思う。

2013/01/23

華里

読んでいてこれはバッドエンドになるのかしら・・・・とドキドキ。浅見ノことは早々にわかるけれど、厳しい世界とはいえ、こうも堕ちてしまうのかと思うとやるせないものがある。もともとは違ったはずなのにね。

2013/03/20

りんご☆

読了

2016/02/10

LIV

BLハッピーエンド展開に仕上げようとするあまり失敗しちゃった感じ。同じような傷を持った二人が惹かれあうのは分からないでもないが、そこまで行く手順がズレてたり、どう考えても相容れないバックグラウンドを持つ二人がハッピーエンドになるのもどこか不自然。ここまで正義感のある麻薬取締官が惚れた男は見過ごすってそれどうなのよ…。というわけで秀さんの書く物語は好きだけどこれはハズレかなぁ。

2011/05/29

奈須びぃ

麻薬捜査官と麻薬組織の黒幕の禁断愛、ハードボイルドで凄く濃厚なお話。同じような境遇で育ったのに一方は麻薬を憎む捜査官になり、一方は売りさばく組織を作った対立する立場の二人が惹かれあって本気で愛し合う…。立場が違うから悩んで葛藤してグルグルしてる感じが引き込まれました。弟とか先輩捜査官とか薬に溺れて落ちて行く人は悲しいです(~_~;)アメリカ育ちの神堂は得体の知れない感じが魅力的!結局愛する人の為に組織を畳んでケジメ着けたからヨカッたと思う。

2012/09/15

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