FLESH&BLOOD11 (キャラ文庫 ま 1-21)
FLESH&BLOOD11 (キャラ文庫 ま 1-21) / 感想・レビュー
文庫フリーク@灯れ松明の火
♪けんかをやめて 二人をとめて(あ、三人だ) 私のために争わないで もうこれ以上〜♪竹内まりあ状態ですねぇ、カイト。いっそ下剋上・カイトがサディステックな攻めになったら面白そう(暴言)ビセンテもようやく自身の恋心を、夢と屹立するジョニーで自覚したところで、カイトの喀血。この病のことを打ち明けられず、キスも拒み、うじうじするカイトが見えるよう。「自分のものにならないなら、他の人間のものにもさせない」生真面目な人間ほど破滅型ですね。個人的楽しみはラウル。もっともっと陰湿に、黒い黒いキャラへの
2014/06/23
エンブレムT
無意識だからこその無防備さにお互いが翻弄されてるシチュエーション!これがまさに『俺得状態』ってヤツだからか、ビセンテと海斗の好感度が上昇しまくりな巻でした。個人的な好みを言えば、実はジェフリーも海斗と一緒にいる時より、ナイジェルやキットと並んでる時の方が生き生きしてて魅力的に思えるんだよねー。なので、この巻の前半みたいな感じをもう少し堪能したかったなぁ。最悪と語り継がれる無敵艦隊でのフェリペ二世の人事。その独特な解釈も、シリーズを追う楽しみの1つになりつつあります♪
2014/02/27
カナン
英蘭組がついに西班牙側に追いついた! だが再会の予感も束の間、マーロウによって考えないようにしてきた残酷な選択が海斗の心を裂いた。愛するジェフリー、大好きなナイジェル、幸せな居場所は英蘭にあって、そこに戻ることが海斗の全てだけど、それは同時に、震える雛を守る親のように全力で海斗のために尽力してきたビセンテを「見殺し」にするということ。海斗を映し続けていた碧眼の瞳が語る。彼が誠実で、愚直なほど正直で、本当にやさしい人だということを。傍にいれば情が移る。それは時々、運命を変える情になる。死なせたくない――!→
2018/10/19
扉のこちら側
初読。魅力的な大公夫人。鈍感なビセンテが自分の気持ちに気づく。ジェフリーとの再会。
2008/03/25
藤月はな(灯れ松明の火)
「アマルダの海戦でなぜ、フェリペ2世があんな馬鹿げた判断をしたのか?」の疑問に対する作者の考えに興味を惹かれました。ラウルはひょっとしたら自分が裏切られることも計算に入れているかもしれないのでドキドキします。エボリ大公夫人は燃え盛る炎のような女性ですが私は偽善めいたなよなよした女性より、彼女のような女性が好きです。遂にただでさえも報われないビセンテが自分の恋心に気づいてしまい、諸戸ロードを驀進しているのが辛いです・・・・(泣)その分、キット(←暴走気味 笑)達のユーモア溢れる会話に癒されます。
2011/06/04
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