理髪師の些か変わったお気に入り (キャラ文庫 え 1-5)
理髪師の些か変わったお気に入り (キャラ文庫 え 1-5) / 感想・レビュー
タビサ
藤井沢商店街シリーズ⑤ 最終巻。理容師・圭治×美容師・晴輝。幼馴染みが地元に戻っての再会モノ。近すぎて自分の気持ちを伝えるのが怖い、言ってしまえば友達にも戻れないとグルグル悩みすれ違う勘違いカップル。 表情筋が動かなくてポーカーフェイスでクールなイメージの圭治が実は臆病だって事にビックリ。ガラスのハートで晴輝の言葉や態度で胃痛まで起こして可哀想だったけど、勝手に悩んでただけのヘタレ。最終巻ということで1作目~の登場人物が勢揃いして現在もみんな仲良く過ごしてる様子にニッコリ。藤井沢商店街ステキでした!
2016/04/24
nono
BL。再読。藤井沢商店街シリーズ完結。幼馴染みの再会もの。幼い頃から付かず離れずの関係の晴輝と圭治、友達ならずっと一緒にいられる⁉東京帰りのチャラい晴輝と、堅実なようでへたれな圭治の関係がもどかしくも、臆病な心も良くわかってはらはらと。晴輝目線ではしっかりものの圭治の心の内が後半で書かれていて、あまりのヘタレさに逆に微笑ましい^^今までの登場人物も参加して、集大成な一冊でした。こんな商店街が身近にあったらと思わせるお話、今回も楽しく読了。
2018/02/20
青龍
電子書籍にて。このシリーズを読んだのは、多分、3冊目。途中が抜けての最終巻だけど、殆ど問題なし。でも、早目に残りも読もう!この作品、生真面目な攻めくんの、ズレたグルグル具合がいい。他のCPと違う、二人で地元を離れるという選択には、確かに、周囲にわかったら生活しにくいなー、と納得。
2016/05/05
那義乱丸
再読。読メ始める前の読了本。藤井沢商店街シリーズ最終巻。私は圭治がお気に入り。無表情、無口、無愛想。でも、その内面では、おむつの友である幼馴染みの晴輝への秘めた片想いに翻弄されていて…。それが描かれているのが同時収録の『理髪師の、懊悩やむないお気に入り』。圭治視点なので、晴輝の無意識の言動にアタフタしたりジタバタしたりしてる彼の心中がよくわかって(但し、表情には出ない)可愛くなってくる。終盤はこれまでのシリーズのキャラたち総出演で楽しい。そして、「おかえりなさい」で締められるラストがとても温かい。
2018/08/01
つたもみじ
藤井沢商店街の幼馴染、理容師と美容師のカップル。晴輝はバカがつくくらいの素直さが可愛く、圭治の方は淡々としているのかと思ったら心は繊細で、晴輝への執着心でいっぱい。前半は晴輝視点で関係が始まるのか!?という辺りまで…で、後半で進展するのかと思いきや、見事なまでのすれ違い。後半は圭治視点でずっとグルグルしていた感じ。二人ともガラスのハートだったわけねw ぶっ倒れるまで頑張って手にいれた晴輝のこと、大事に大事にするんだろうなぁと思うとにやけてしまいました。
2013/06/18
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