KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

FLESH & BLOOD〈13〉 (キャラ文庫) (キャラ文庫 ま 1-24)

FLESH & BLOOD〈13〉 (キャラ文庫) (キャラ文庫 ま 1-24)

FLESH & BLOOD〈13〉 (キャラ文庫) (キャラ文庫 ま 1-24)

作家
松岡なつき
出版社
徳間書店
発売日
2009-06-25
ISBN
9784199005275
amazonで購入する Kindle版を購入する

FLESH & BLOOD〈13〉 (キャラ文庫) (キャラ文庫 ま 1-24) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

文庫フリーク@灯れ松明の火

なぜ14巻までリクエストしておかなかったのか。この幕切れで続きを待つのは酷い。前巻で、スペイン男の意地と愛情を見せたビセンテは、フェリペ王の粹な裁きでお構い無し。王とアロンソに気に入られたビセンテの次の任務が気になる。そしてケルト暦を調べ、妖精の輪の中へ飛び込み、時のゲートをくぐった和哉。ホーの丘で見つからない和哉だが、必ず邂逅するはず。結核のカイトを救う知識、和哉は持っているのだろうか・・ところで口絵の2枚目はキットでしょうか?これまでのイメージが、崩れました。 なんかワイルド(笑)

2014/06/25

エンブレムT

前巻は、ひたすらビセンテを中心に読んでしまい、任務より情を選んだ彼の今後を憂えていたのですが・・・。なんだよ~!ビセンテったら、アロンソからの友愛だけでなく、フェリペ二世の寵愛もしっかりつかみ取ってるんじゃないですかw「私が悪いのです」「いえ、罰するのなら私を」「競争ならば別のことでするがよい」なんか良いな、この主従3人組(笑)すっかりスペイン組贔屓読みになってしまいましたが、イングランド組の軽妙なやり取りをみるとやっぱりホッとします。海斗、戻ってこれて良かったね♪って素直に思えました。

2014/03/05

扉のこちら側

初読。プリマス帰還後に結核が進行していくカイト。疑念を覚えるジェフリー。

2009/06/25

藤月はな(灯れ松明の火)

子供と大人の境目や宗教の対立など読み手を惹き付けずにはいられない本はジャンル関係なく、大切なことを述べているのだなとつくづく、思いました。今回は結核という当時は治せなかった病やラウルの逃亡、和哉の夢が不穏な空気を齎しています。ジェフリーの対応が大人ですがナイジェルの思わず、赤面せざるをえないアプローチと動揺に心が痛みます。ビセンテの自己紹介欄や苦悩も前巻を思い出さずにはいられなくて泣きそうです。フィリペ二世とアロンソの彼への思いやりがその分、嬉しいです。華やかなイラストも素晴らしく、惚れ惚れします。

2011/06/27

カナン

漸くプリマスに戻ることができた英蘭組。けれど、隠し続けていた海斗の病魔は喀血により皆にばれてしまう。日毎に弱っていく最愛の人を見続けるジェフリーの葛藤もナイジェルの慨嘆もリリーの祈りも胸が痛い。現代なら治療法がある病、しかしこの時代では死の病。その事実を知っている海斗が直面する恐怖はどれほどのものだろう。そして此処で漸く物語に食い込んできた現代の友人、和哉。再読組でこの後の展開はうっすらと覚えてるから、あえて此処で一旦叫びたい。ユリウス暦もケルト歴も出揃ったけど、これから更に関係や設定がややこしくなるー!

2018/10/22

感想・レビューをもっと見る