蜜なる異界の契約 (キャラ文庫)
蜜なる異界の契約 (キャラ文庫) / 感想・レビュー
そらねこ
遠野春日先生の小説は茅島氏と情熱シリーズしか読んでないんだけど、萌えるんですよね。攻めが凄く魅力的。今回の魔物のベレトも無駄にカッコよくてちょっと傲慢で優しくて良かった。受けの泰幸もロクデナシ的に書かれているけど、根本的には腐っておらずイイ子だと思うな~…。ただ引っかかるのは元カレが泰幸の父親に嵌められて殺人犯人になってしまった事、そして父親がそれに対して何の咎も受けなかったことがどうしても気になっちゃうんだよね…
2017/11/11
タビサ
異界から父王に下界へ追放された皇子ベレドが容姿以外取り柄のないロクデナシの泰幸に惹かれ精気を頂く為に契約するけれど、 糧としか思っていないはずなのに泰幸を大切に扱う姿は妙に人間くさい。傲慢なのかと思ったら優しいベレドが好みでした。 元彼やその他の嫌がらせしたヤツらはお咎めなしと言うか特に何も話に無かったのが残念。ま、泰幸の自業自得なところはあるけれど、逆恨みだからちょっと可哀そう。 二人のラブラブでエロ甘な感じが良かった~サクッと楽しめました。 笠井あゆみさんのイラストが素敵でカッコ良かった!
2015/12/30
uuuuuuuuko(うーこ)
人外の攻めが俺様だけど可愛いとこもあったりでいい感じ。しかしなぜそこまであの受けに惹かれたのか理由がわからない。何か理由がありそうだけど明かされず。面白かった!と言い切れない程度の面白さ。まあまあかな?絵はきれいだった。口絵の2人並んでるのが美しいのと、挿絵のベレトの眼鏡に萌えた。ツン従者サガンのスピンがあるようなのでそちらも読んでみたい。
2014/01/31
祐@暫しお休み中
人外と笠井さんの表紙イラに惹かれて購入したので、異種間同士のアレコレはある程度興味深かったし挿絵は美しかったのですが、攻め受け両方が放蕩息子なうえに、ただお互い相性が合っただけで伴侶に…という流れしかないので何も引っかかるものがないまま読了。泰幸が遭う災難もすべて自業自得で本人もそれを自覚し受け入れているので何も思うところはないし、展開もこれといって山場もなく。せっかくの人外モノなんだしもうちょい楽しめる内容を期待していただけになんとなく不完全燃焼で残念。
2012/11/01
ミル婆
ヴェンダースの「ベルリン・天使の詩」を彷彿させる美しいビジュアルのオープニング。期待は高まるものの、序盤は生活態度が最悪な泰幸にも傲岸不遜な異界の王子ベレトにも肩入れしにくい。唯一従者のサガンが美味しそうなキャラだなとほくそ笑むものの、出番はそう多くない。過去の事件が絡んで動き出す終盤には、客観的な目線で似たもの同士のカップルを見守るように。あとがきにあった翻弄され振り回されるサガンのデレが読みたい!
2012/11/17
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