FLESH & BLOOD(23) (キャラ文庫 ま 1-40)
FLESH & BLOOD(23) (キャラ文庫 ま 1-40) / 感想・レビュー
文庫フリーク@灯れ松明の火
性悪で歪んだ性癖の悪党・ラウル登場なしを、残念と感じる私の脳味噌はおかしい(笑)スペイン組もイングランド組も、真価問われる逆境の中で本領発揮する真の海の男・誠の戦士。ことに体を張ってドレイクいさめるジェフリーと、心から血を流すアロンソに対峙するビセンテとレオの絆の強さよ。「多くを望むな。できることをしろ。余力があるなら、いざという時のために蓄えておけ。望み通りにならないのが世の中だ。けれど思いがけぬことが起こるのも世の中だ。その時になって慌てぬよう、心を鍛えておけ。焦るな。自分を見失うな。→続
2015/06/06
扉のこちら側
初読。2014年972冊め。通常版にて読了。サー・フランシスが私欲に負けて一時戦線離脱することからの一連のトラブル。終盤でスペインで関わりがあった人物が出てくる。次巻あたりでビセンテがカイト生存を知るのかな。
2014/11/01
ちるるん
イングランドとスペイン、どちらの軍も一枚岩ではなくて面倒な上官の機嫌をとったり嫌でも言う通りにしたりと下は大変そう。でもビセンテとアロンソの友情がほっこりするし、何よりジェフリーとカイトが仲良くしてるのが微笑ましい。どうにかお気に入りのみんなが生き残って丸く収まってくれるといいなぁ。。。
2015/08/28
わっぱっぱ
シリーズ第23巻◆ジェフリーの人心掌握術はドレイクにも有効。二人の絆に胸が熱くなる◆ひたすらカイトの無事を祈る健気なビセンテ。無事どころかジェフリーとラブラブなのに・・・不憫です。再会できるのか◆不憫さを言うならナイジェルも張りますね。夢の中ですらカイトをモノにできないなんて、可愛そうすぎる!寝起きモードの危険な彼も素敵ですが、「ケチ」に反応するとこもたまりません◆アロンソには嫌な予感しかない・・・
2016/02/17
みずほ
小説★★★★★ 挿絵★★★★★ 開戦直後のスペイン側とイングランド側の様子が交互に描かれている。この巻は、BL部分は極少で、ほぼ歴史ファンタジー。史実ではアロンソはプリマス攻撃を諦めたが、平行世界では攻撃するなど、双方の世界の食い違いがでてきてるので、海斗すら完全には予測できないドキドキする展開になっている。ただ、スペイン側が窮地であることは同じ。ぶっちゃけ、アロンソの運命は諦めてるけど(笑)、ビセンテとレオは無事でいてほしいな。ナイジェルは、本編でもペーパーでも切ない役回りだった(涙) 全サを忘れずに!
2014/11/16
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