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【Amazon co.jp限定】FLESH&BLOOD(23)書き下ろしショートストーリー付き (キャラ文庫)

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作家
松岡なつき
出版社
徳間書店
発売日
2014-10-31
ISBN
9784199007736
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【Amazon co.jp限定】FLESH&BLOOD(23)書き下ろしショートストーリー付き (キャラ文庫) / 感想・レビュー

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那義乱丸

この巻も皆の無事を祈りつつの読了。無能なうえに非情な上官たちのせいでスペイン軍内部が酷い状況に。兵たちの命をあまりに軽んじる公爵と参謀長には読んでる私も怒りを感じる。そんな中でビセンテとアロンソの関係性が深まったことは救いだった。イングランドの方もドレイクの暴走によりマズイ状況になり、未だジェフリーの置かれた状況が不安定なものであると改めて思い知らされた。そして作中にて寝起きのナイジェルが見せた海斗への想いがとても切なかった。本編でナイジェルが見た悪夢がAmazon限定ペーパーで描かれているが(続く

2014/11/24

ふかborn

☆ずっと甘さ無しの海戦途中なので、読んでいてBLという事を忘れそうになる。例外のアロンソとビセンテの甘ったるい友情によだれを垂らしつつ、ビバ!エスパーニャなのだが、多分に判官びいきも入っている。負けると分かっていても、皆っ死なないで!と願わずにいられない。今作は、ジェフリーとビセンテが中間管理職よろしく下のモチベーションを保ちつつ、上の無茶ぶりや偏屈に振り回されて気の毒。しかし、マッチョな騎士道精神と大仰な儀式的台詞回しはイングランド側の方が多いのかな。だからペドロ様もコロッと転がされちゃうのか。続く

2015/07/06

マムみかん(*感想記入少なめです*)

前巻からあまり間を開けずに出版されたのが嬉しい♪ 最終章は、一気に読みたいですよね~! 今回は、アルマダ海戦初戦の後始末。 自然の脅威、無能な上層部、味方の足の引っ張りあいや裏切り、独断専行、疑心暗鬼…。 スペイン側もイングランド側も、現場が苦労しています!! 「本当に弱っている」アロンソ様…(涙)、悪夢に動揺しても「理性」の人・ナイジェル…(涙)、調子を取り戻したジェフリー…(喜)。 お騒がせな新キャラ登場や姿を見せないラウル等々、まだまだ一波乱も二波乱もありそうですね☆

2014/11/05

のんたん

いや〜。ハラハラドキドキが続くなぁ。カイト同様、『夜啼鳥』以後スペイン側への愛着が増しているので、メディナ・シドーニア公と参謀長など和平派を除くスペイン人たちの無事を祈りつつ、墓穴を掘りかけたドレーク閣下たちが危地を脱するのも祈りつつ…で忙しかった。アロンソさまとビセンテさまが、どうにかスペイン艦隊を無事に帰国させて欲しい。総司令官たちは海に蹴り飛ばしたくなっちゃう。また、いいところで続きになるので、次巻が待ち遠しい。

2014/11/02

カナン

もう西班牙側の状況が酷すぎて読むのが辛い。ビセンテもルイスもレオもこれが戦争だと判っているのに、無能上司のせいで状況は刻一刻と悪化。漸くアロンソと温かい友情を育むことが出来たビセンテが無力さに苦しむたびに、アロンソ様は絶対生き残って!と思わずにいられないし、死線を潜り抜けて疲弊しながらも「彼らしさ」を演じる姿に男の維持を見ました。英蘭も内輪揉めばかりで、一番の敵は「敵国」ではなく「身内」だという信じ難い酷な事実が突き付けられます。西班牙組も英蘭組も、時代や立場が違えば良い友人になれたのかなと思うと虚しい。

2018/11/17

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