パブリックスクール: -檻の中の王- (キャラ文庫 ひ 3-6)
パブリックスクール: -檻の中の王- (キャラ文庫 ひ 3-6) / 感想・レビュー
扉のこちら側
2016年1030冊め。評価が高いし、雑誌でも番外編を先に読んでいたので気になってシリーズまとめ買い。結論。もっと早く読んでおけばよかった。私の仲でパブリックスクールものの頂点は徳田央生の『セント・マシューズ』シリーズなのだけれど、雰囲気は違うもののこちらもとても気に入った。生い立ちは違うものの、家族愛に飢える二人がどう変わっていくか。続巻へ。
2016/12/04
miyu
読み友様の大推薦を受けて即三冊買い揃えたものの積みっぱなしで何ヶ月も経ってしまった。初っ端からレイが健気で不憫で、本当はレイが好きなんだろうエドが段々と憎らしくなった。優しくするのか冷たくするのかハッキリしなよ!と地団駄踏みたくなる。意地悪ギルの方が分かりやすくてなんぼかマシなんだもの。エドもまだ10代なのに複雑な立場にあり、ましてや由緒正しい貴族の跡取り。言い知れぬ苦しみや悩みがあるだろうことは想像に難くない。それでも選ばれし者の高き心映えを期待してしまう。オーランドはたぶんあの子繋がりか。次巻に続く。
2018/07/23
扉のこちら側
2018年510冊め。再読。物語の展開はわかっているのに、誰からも顧みられることなく孤独に生きるレイの姿と、そのレイがひたすら追いかけるエドの隠した孤独が切なくて仕方がない。
2018/08/16
そらねこ
良かった~♡(T_T)冒頭から涙でウルウルになりながら読みました!樋口さんの小説は私にとって好みまっしぐら。切ない…♡更にパブリックスクール!小鳥の巣!風木!と時代的に大好物♡(人´ω`*)♡♡切ない…レイもその母親も…いい人過ぎる…。そしてまたエドも彼の世界を考えるとレイへの愛情を表に出すには危険な世界。脱するのは難しいのでしょうね…。オーランドがレイの目を開かせてくれて良かったけど、これからどうなる?http://soranekotan.blog.jp/archives/10007315.html
2016/10/30
nono
BL。英国のパブリックスクールを舞台に、グラームズ家の跡取りのエドワードと日本から来た礼の物語。こちらでは好評のようですが、歪んだ愛をぶつけるエドワードにも、母の愛の呪縛から逃れられない礼にも未だ共感出来ず。とんでもない所で終わっているので、気を持ち直して続きに挑戦。
2018/04/16
感想・レビューをもっと見る