【Amazon co.jp限定】パブリックスクール-八年後の王と小鳥-書き下ろしショートストリー付き (キャラ文庫)
【Amazon co.jp限定】パブリックスクール-八年後の王と小鳥-書き下ろしショートストリー付き (キャラ文庫)
- 作家
- 出版社
- 徳間書店
- 発売日
- 2016-06-25
- ISBN
- 9784199008474
【Amazon co.jp限定】パブリックスクール-八年後の王と小鳥-書き下ろしショートストリー付き (キャラ文庫) / 感想・レビュー
卯月
エドの激情と礼の強さが表れている秀逸な表紙。また、“Keep a stiff upper lip.”という言葉が印象的。「愛」について考えさせられる深いお話でした。特に後半のシビアな展開は引き込まれた。ただお互いを愛したいだけなのに、どこまでも“血統”がつきまとう。実感は沸かないけれど、読ませます。デミアンに「(貴族と)同じリングに立って、才能で殴ってください」と言い切る礼に痺れた!けど、酔っ払い礼ちゃんの無防備な可愛さ凶器すぎてこわい。番外編でロードリーに「純情ダメ男」扱いされているエドが可愛い~(笑)
2016/06/26
そらねこ
(இдஇ; )…8年後エドと礼は幸せに暮らしました…ってお話かと思いきやううう…切ない…もう、号泣。3冊の中で一番泣きました。前作でも礼は考えが浅い所を露呈してましたけど、今回はもう、覚悟の無さに苛々しました。おかげでエドの覚悟と愛に…♡(ノД`)・゜・。素敵な王子様との身分違いの恋はおとぎ話のように単純なhappyendではない重い覚悟が必要で、エドがずっと抱えてきた想いをやっと礼が気付いてホント良かった。血統や権力や金ごと俺を愛してくれと礼に愛を乞うエドが本当に孤高の王様でそんな王様に泣きました…♡
2016/10/31
のこ
‘身分違いの恋’とくれば低位で虐げられる受けの健気に耐える姿に涙を誘われ、そんな受けを周囲から守り包んで愛し抜く高位の攻めに感激し、ハッピーエンドでめでたしめでたし…が通常の作品だが、このパブリックスクールシリーズは違っていて、生まれながらに孤高の王者、攻めのエドの‘ノブレス・オブリージュ=高貴なるものの責務’の痛みがこれでもかというほどに伝わってくる作品に仕上がっている分、受けのレイの健気さは霞んだものになったような…私は圧倒的にエドに感情を持っていかれました。とても良かった…
2016/07/09
鴇色のソラ
ただお互いを愛しているという気持ちだけではいつか必然的に周囲に壊されてしまうであろうエドと礼の関係性がとてもとても丁寧に描かれていた。貴族であり権力者である自分だからこそ礼を守る事が出来、同時に礼を苦しめる存在にもなる…それでも自分を選んで欲しいと礼に訴えたエドの苦悩はどれ程のものだったろう。そしてただ愛するだけの幸せではなく二人で生きる強さを持つ事で辿り付ける二人の未来を自覚した礼に「君を選ぶ」と言われたエドの喜びはどれ程のものだろう。辛い事があっても幸せに寄り添い続ける二人が見えた。最高に素敵だった。
2016/06/26
なみ
登録漏れ。エド至上主義な私です。
2018/02/06
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