パブリックスクール-ツバメと監督生たち- (キャラ文庫)
パブリックスクール-ツバメと監督生たち- (キャラ文庫) / 感想・レビュー
鶯@芒羊會
シリーズ6冊目。このシリーズではいつものことだけど、読んでいる間苦しくて苦しくて、でも目が離せなくて、結局一気読みしてしまった。この世界に生きる人達は、みんな脆くて、強くて、優しくて、真摯に自分と、他人と、世界と向き合ってくれる。その感情はあまりに深く、歪んでいて、真っ直ぐで、憧れを透かして痛々しくも、うつくしい。言葉が出ない。ただ、少し切なくもあたたかい気分になれた。なんて言っていいかわからないけど、まだこの世界に浸っていたい。
2020/06/11
flower0824_
シリーズ6作目。アルバートは寮代表となってどんどん頼もしく成長していく。一方双子の兄・スタンは将来についてどこかなげやり。桂人はそんなスタンの本心を知ろうとするが、何度も拒絶され険悪なムードに…。なかなか重い展開が続いて中盤は息苦しい。桂人は控え目だけど優秀だし、人種差別にあっても折れない負けん気の強さと周囲への思いやりを欠かさない子なので、幼少期がつらかった分幸せになって欲しい。一通のメールが届いたあたりで涙腺がゆるんだ。
2021/05/02
りりあん
☆☆☆☆
2023/09/11
雪猫
電書 ★★★★☆
2022/07/28
蒼
kindle
2022/11/18
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