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渇愛(上) (キャラ文庫)

渇愛(上) (キャラ文庫)

渇愛(上) (キャラ文庫)

作家
吉原理恵子
笠井あゆみ
出版社
徳間書店
発売日
2023-06-27
ISBN
9784199011047
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渇愛(上) (キャラ文庫) / 感想・レビュー

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辺辺

おお、久々の吉原さんのJUNE作品の新装版。色々と変えて全体的にマイルドになった感じですかね。昔の情熱と勢いが息を潜めて、吉原さんも丸くなったな。異母兄弟の確執と執着。攻はぶっちゃけ顔とガタイだけが良いのクズなエゴイスト。しかも確信犯でレイプ犯。警察のお世話になったら良いのに。所が、受は更に攻の上をいく大物。負けない、挫けない、攻の手に落ちない。元カノのガキっぽさにはイラムカってどうしょうもない。かなりの部分で削られてるのもあって、下巻ではどうなるのかな?同じJUNE出身なのに今頃吉原+笠井コンビは遅い。

2023/11/15

ミナ

読み友さんが旧版読まれていて、最近こうした想いと想いのぶつかり合いみたいなの読めなくなったなぁと思って読んでみた。現代に直されてるから直される前はどんなか気になる。スマホ持っていない生活とか凄すぎる。それで、兄を探して追いかけてくるなんてくどくど説明要らないほどの狂気に現代ではなるものね。

2023/07/28

たろさ

BL。旧版未読。なるほど、帯の「二重螺旋の原点」に納得。二重螺旋の文章や言葉回しが端々に見られるが、尖り切るとこうなるのか。もしかしたら、血が繋がっているかもしれない義兄を求める弟の執着の強さ。暴力に怯えながらも、けして引かない義兄。叔母と従兄弟の和也頼みはなんだかなぁな感じでした。どうおさまるのか、読めない上巻。下巻へ続きます。

2023/08/03

愛華

最初誰の視点か分からず始まり、また癖の強いキャラだなと思いましたが、さすがです。気づけばあっという間に徹夜で下巻まで読んでました。続きが読みたくて堪らなくなりました。恒例のフェア対象本にならなかったら読まなかったでしょうが、対象になってて良かった。レイジはクズですが、縋る女キャラへの態度が許せるのは和也を裏切った酷い女だからというのが大きいと思う。ある意味ザマあ展開で子気味いい。

2024/07/14

ゆきんこ

魂を抉られる。学生時代に夢中になった吉原理恵子先生は、やはり色褪せない。 新装版も魂を抉られました。

2024/02/04

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