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銀河英雄伝説 VOL.1 黎明篇 上 (徳間デュアル文庫 た 1-1)

銀河英雄伝説 VOL.1 黎明篇 上 (徳間デュアル文庫 た 1-1)

銀河英雄伝説 VOL.1 黎明篇 上 (徳間デュアル文庫 た 1-1)

作家
田中芳樹
道原かつみ
出版社
徳間書店
発売日
2000-08-01
ISBN
9784199050039
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銀河英雄伝説 VOL.1 黎明篇 上 (徳間デュアル文庫 た 1-1) / 感想・レビュー

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みや

長い抗争を続ける二大陣営に登場した青年たちが歴史を動かすスペースオペラ。世界観の説明である序章だけで十分に面白い。難解で膨大な設定でありながら、SFに馴染みのない私でも概ね理解できた。高貴でカリスマ性に溢れたラインハルトと、どこか厭世的なヤンの対立関係も分かりやすく、登場人物の多さもまだ苦になっていない。ヤンは『愚将は味方を100万殺し、名将は敵を100万殺す』と考える限り、きっと苦しみ続けるのだろう。彼の変化を見届けていきたい。イゼルローン攻略戦で活躍した薔薇の騎士連隊シェーンコップ大佐も気になる。

2018/01/08

tosca

図書館に「徳間デュアル文庫」バージョンしか無かったのでちょっとガッカリしたが、これはこれでイラストが入っていて楽しい。読み友さんのレビューで気になっていたものの、巻数の多さで躊躇していたシリーズだけど、なるほどこれは面白い。ストーリーもキャラクターも魅力的過ぎて、ひょっとしたら以前にハマった「十二国記」よりハマるかも。こんな事ならまとめて借りれば良かった。早くvol.2の黎明篇(下)を読みたい

2021/10/28

羊山羊

荘厳とはこうやって書くんだと著者が読者をぶん殴りにかかってくる圧倒的スペースオペラ!戦略のぶつかり合いと華々しく散る命、プライドMAXの男たちの激突が、名文しか書かれていない本著中で輝きを増す。こんな場面転換の雑な群像劇なのにどうしてこんなに読みやすいんだろう。アスターテ会戦の圧倒的すさまじさ、スケール、怒涛の筆致に読んだ今でも、これほど呑まれるのならば読むんじゃなかったとまで思わされる大傑作!

2021/06/24

いいちゃん

再読。シェーンコップとかローゼンリッターとか、懐かしい響きがいっぱいでワクワクなのです。

2016/08/14

黒猫

図書館本。SF小説と心構えで読み始め、慣れてないから時間がかかるかなーと思ってたけど………ページを捲るのが止まらない!これは未来の宇宙を舞台にした歴史小説みたいじゃないか!!戦闘シーンはもちろん熱いけど、政治や思想なんかも興味深くて終始面白い!登場人物もみんな魅力的だし、なるほどこれは名作だ。一巻ではヤンがメインに活躍してるけど、ラインハルトとジークフリードの2人の活躍も期待。そしてオーベルシュタインが気になる存在。ヤンとユリアンの掛け合いが好き。

2016/03/10

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