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時の果てのフェブラリー: 赤方偏移世界 (徳間デュアル文庫 や 1-1)

時の果てのフェブラリー: 赤方偏移世界 (徳間デュアル文庫 や 1-1)

時の果てのフェブラリー: 赤方偏移世界 (徳間デュアル文庫 や 1-1)

作家
山本弘
後藤圭二
出版社
徳間書店
発売日
2001-01-01
ISBN
9784199050350
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時の果てのフェブラリー: 赤方偏移世界 (徳間デュアル文庫 や 1-1) / 感想・レビュー

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緋莢

世界各地に突如出現した時間重力異常地帯“スポット”。電波障害や重力低下現象など、様々な障害を引き起こし、科学調査でも解明できない謎めいた存在である“スポット”。その謎を解き明かすために白羽の矢が立てられたのは、“オムニパシー”という能力を持つ、若干11歳の少女・フェブラリーだった…大森望、三村美衣『ライトノベル☆めった斬り!』で紹介されていて、興味を惹かれて、手に取りました。 元は1990年に角川スニーカー文庫から刊行されたもので、2000年に全面改稿されて、この徳間デュアル文庫から刊行されました(続く

2020/12/20

miroku

ハードSFっぽい設定のラノベというのが、この人の基本スタンス。故に着地点は常にハートフルであり、それゆえの甘さもある。しかし、こういうスタイルも嫌いではない。

2015/01/13

k16

表紙絵からライトな作品かと思ったが、がっつりSFでした。 世界各地に現れた時間重力異常地帯〈スポット〉の謎を解明するため調査に向かうサヴァンにメタ・チョムスキー思考で超能力強化された少女の物語。 〈スポット〉はストルガツキーの『ストーカー』を思わせる。

2020/12/29

anxiety

90年に出版された作品の加筆修正版。パッと見はラノベ、その実ゴリゴリのハードSF。にも関わらず展開は判りやすく、読みにくさは皆無。エンタメ的な要素もしっかり盛り込まれており、しかもアクションにすらSF的な裏付けがあるのだから恐れ入る。親と子が異なる時間の流れの中に置かれるという設定も切なく、愛情溢れる結末もとても良い。マイオールタイムベストのうちの一冊。本作の主人公・フェブラリーの娘であるウェンズデイの活躍を描く作品は未完の筈。著者の脳梗塞によるSF断筆は本当に残念。

2023/08/18

kitten

図書館本。 山本さんの未読本を探していると、もはやこれくらい初期のもの しか残っていなかったという・・・。w 世に出たのが1989年って30年近くも昔の話。 さすがにちょっと色あせて見えるところもあるが、 (なんせ、ソ連が崩壊していない世界なんだから。w) あちこちに、「山本弘」の原型が見える。  かなりハードなSFで、正直言って物理方面の話はほとんど 理解できなかったが、まぁ特殊相対論くらい理解できていれば いいんじゃないかと。評価:星2 ・・・で、この続編ってまだ出てないのかなぁ?

2016/11/02

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